“玄柳”の読み方と例文
読み方割合
げんりう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なしけるが新道の玄柳げんりう方にて調合てうがふなしもらはんと出行いでゆくていゆゑ素知そしらぬかほ臺所だいところ立戻たちもどりたり又彼の玄柳げんりうは毒藥のことを請合うけあひけれども針醫はりいの事なれば毒藥どくやくもとめんことかたしと思へば風藥かぜぐすりふく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
調合てうがふして用るがよろしからん此事はまづ新道しんみち玄柳げんりう方へ行て相談さうだんいたすべしと四人打連立うちつれだちて出行たりさて彼の長助は毒藥どくやくと云こゑ不※ふときこえければ又々四人の者共が惡事あくじならん何れまたさまの事なるべしとおつねの部屋のそばより立聞たちぎき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)