“げんりう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
源流40.0%
玄柳20.0%
玄隆20.0%
玄龍20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源流げんりうすでに遠くして
天地有情 (旧字旧仮名) / 土井晩翠(著)
なしけるが新道の玄柳げんりう方にて調合てうがふなしもらはんと出行いでゆくていゆゑ素知そしらぬかほ臺所だいところ立戻たちもどりたり又彼の玄柳げんりうは毒藥のことを請合うけあひけれども針醫はりいの事なれば毒藥どくやくもとめんことかたしと思へば風藥かぜぐすりふく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
調合てうがふして用るがよろしからん此事はまづ新道しんみち玄柳げんりう方へ行て相談さうだんいたすべしと四人打連立うちつれだちて出行たりさて彼の長助は毒藥どくやくと云こゑ不※ふときこえければ又々四人の者共が惡事あくじならん何れまたさまの事なるべしとおつねの部屋のそばより立聞たちぎき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
三十三年二月四日磐の第三子玄隆げんりうが生れて夭した。ついで五月十一日に長子信一が二十歳にして世を早うした。「灯に独り書を読む寒さ哉。空阿くうあ。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「御用と言へば、本郷一丁目の朝井玄龍げんりうの娘を殺した下手人はどういふことになつたでせう」