“玄隆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんりう50.0%
げんりゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三十三年二月四日磐の第三子玄隆げんりうが生れて夭した。ついで五月十一日に長子信一が二十歳にして世を早うした。「灯に独り書を読む寒さ哉。空阿くうあ。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
浅越一家は主人夫婦とむすめとで、若党一人を連れていた。主人は通称を玄隆げんりゅうといって、百八十石六人扶持の表医者である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)