“ようい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
容易51.5%
用意35.0%
妖異4.9%
準備4.3%
准備0.6%
凖備0.6%
寄易0.6%
庸医0.6%
揚威0.6%
洋夷0.6%
(他:1)0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう一んで松江しょうこうみみには、容易ようい返事へんじもどってはなかった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
外聞げえぶんさらしやがつて」と卯平うへいおこつたがそれがためこと容易よういはこばれた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
河水かはみづるゝこと八分目はちぶんめ用意よういをはればたゞちにはしりて
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「おお、ちゃんと用意よういがしてあること。」と、なんとなくいじらしいようながして、おわらいになったのでした。
お母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
蝙蝠こうもりのごとくげあがっていた蚕婆かいこばばあが、呂宋兵衛あやうしと見て、例の妖異よういくちびるから
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それは笑いというべきものであったか、何であったか分らぬ、如何なる画にも彫刻にも無い、妖異ようい凄惨せいさんなものであった。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
カピ長 婚儀こんぎためにと準備よういした一さい役目やくめへて葬儀さうぎよう
そこで娘と息子の両親は例のごとく卜筮者うらないしゃあるいは神下かみおろしに聞いて吉日を択んで、いよいよ結婚の礼式を行う準備よういをするのです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
ましてや准備よういおろかなる都の客様なんぞ命おしくば御逗留ごとうりゅうなされと朴訥ぼくとつは仁に近き親切。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
草角力くさずまふの大關で、柔術やはら、劍術一と通りの心得はあると言ふ觸れ込みでやとはれた力松が、刄物を持つて居るのですから、これは寄易よういならぬことでした。
病の真因に穿うがち得ざる庸医よういの見舞に接して患者の病苦は倍加し、ひとり自ら解決を得べく突き進んだのである。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
その様あたかも庸医よういが病を誤診して、初め普通薬を用いて無効なりしや更に劇薬を病者に服せしめし如く、病は平癒へいゆせざるのみか益々重る一方であった。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
ひときわすぐれて目立ちたる定遠ていえん鎮遠ちんえん相連あいならんで中軍を固め、経遠けいえん至遠しえん広甲こうこう済遠さいえんは左翼、来遠らいえん靖遠せいえん超勇ちょうゆう揚威よういは右翼を固む。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
ははア、なんとこれは珍らしい一室である、見給え、壁の間には大きな黒船の額がかかっている、洋夷よういの調練している油絵がある、こちらの棚に並べてあるのはありゃ大砲の雛形ひながたで、五大洲の地図もあれば地球儀もある、本箱に詰っているのはありゃみんな洋書で、あの机の上のは舶来の理学の器械や外科の道具と見ゆるわい、それにまたこの一室の全体が日本の造りではないわい、この板の間に敷きつめてあるのも、こりゃ和蘭オランダあたりの代物しろものらしい。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
手綱たづなにそうとう要意ようい覚悟かくごをもてば、自分とて、こんなところをり落とすことができないではないが、帰る場合ばあいにどうしよう?
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)