“まひる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真昼25.9%
白昼21.4%
眞晝17.0%
白晝10.7%
正午10.7%
白日8.0%
真午2.7%
亭午1.8%
0.9%
午刻0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、ここに、着物大男が、その真昼ごろ、のそりのそりと線路いているのをたというものがありました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
明るい白昼の日が隣りの屋根の古い瓦を照らして、どこやらで猫のいがみ合う声がやかましく聞えた。老人は声のする方をみあげて笑った。
半七捕物帳:12 猫騒動 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
蒲団をばねて、勢好く飛起きた。寢衣着更へて、雨戸をけると、眞晝の日光がパツと射込むで、眼映しくツて眼が啓けぬ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
といふ恐ろしい女の悲鳴と、驚くべき異常の騷動とが、夏の白晝の物倦い情景を一變させた。巡査が馳けつけた。群集があつまつてきた。
室生犀星に与ふ (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
一尾又一尾と釣りて正午に至りける頃、船を舟子の寄せければ、それに乗り移りて、父上弟をも迎へ入れ、昼餉す。
鼠頭魚釣り (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ボロ市過ぎて、冬至もやがてあとになり、行く/\年もになる。は穴に入り人は家にって、霜枯の武蔵野は、静かなにはさながら白日の夢にに入る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
頂上にのぼり尽きたるは真午の頃かとぞ覚えし、憩所涼台を借り得て、老畸人と共にまゝに睡魔を飽かせ、山鶯の声に驚かさるゝまでは天狗とを并べて、象外に遊ぶの夢に余念なかりき。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
吹散りたり。ぎぬ。藪垣なる藤豆の、も、にして、あり。たで露草みだれす。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
那方に此方なる賤機山を心指て行手は名に負駿河の府中午刻も過て巴河にぞ知るゝ濱續き清水久能は右の方は左にとりて富士見山る夏野の草薙の宮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)