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『室生犀星に与ふ』
ふりがな文庫
『
室生犀星に与ふ
(
むろうさいせいにあたう
)
』
室生君! 君との友情を考へる時、僕は暗然たる涙を感ずる。だがそれは感傷でなく、もつと深い意味のものが、底から湧いてくるやうに思はれる。いかにしても、僕にはその意味が語りつくせない。だが力の及ぶだけ、貧しい表現をつくしてみよう。 室生君! い …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新潮 第二十五年第一號」1928(昭和3)年1月号
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約25分(500文字/分)
朗読目安時間
約41分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
情
(
つれ
)
洋盃
(
さかづき
)
眞
(
まつ
)
心象
(
イメージ
)
洋盃
(
コツプ
)
英雄
(
ヒーロー
)
惡戲
(
いたづら
)
白晝
(
まひる
)
身體
(
からだ
)
頭
(
かしら
)