“ひるひなか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
昼日中86.4%
晝日中4.5%
白昼4.5%
白晝4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ばかなことを言いたまえッ、女情にょじょうにおぼれている啓之助のめかけなどを、誰が仲間ちゅうげんと一緒になって、この昼日中ひるひなか、両刀を差すものが追い廻していられるものか」
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
れと云れて女房にようばうほゝふくらし女房が何で邪魔じやまなるお光殿もお光殿此晝日中ひるひなか馬鹿々々ばか/\しいと口にはいはねどつん/\するを長助夫と見て取つて其方が氣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見棄てゝしまわれた様な姿になられようとは! そうしてトルストイの邪魔物は此であると云った様に白昼ひるひなか世界の眼の前にさらしものになられようとは! 夫人
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
持ちたる故隨分ずゐぶん用心ようじんはすれども白晝ひるひなかの事なれば何心なく歩行あゆみきたりし所手拭てぬぐひにて顏をつゝみたる大の男三人あらはれいで突然ゆきなり又七に組付くみつくゆゑ又七は驚きながら振放ふりはなさんとる所を一人の男指込さしこ懷中くわいちうの金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)