“まつぴるま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真昼間41.7%
眞晝間33.3%
白晝16.7%
真昼中8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから一溜ひとたまりもなく裏崩うらくづれして、真昼間まつぴるまやま野原のばらを、一散いつさんに、や、くもかすみ
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
眞晝間まつぴるまつきものがしたか、ばかされてでもるやうで、そのね、ふさんだをとこなんざ、少々せう/\氣味きみわるかつた。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ああ斯くして船は思ひも掛けない白晝まつぴるまあかるい世界へ出る
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
斯の真昼中まつぴるま、私達の鼻の先で行はれたことを写して、どうしてそれでう自分の気が咎めるだらう。
突貫 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)