真昼間まつぴるま)” の例文
旧字:眞晝間
戸外こぐわい真昼間まつぴるまさぞ心持こゝろもちだつたらうと思ふ。席は天然のいしだ。堂々としてゐる。与次郎の様なものは、さう云ふ所へれてつて、少し見せてやるとい」
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
それから一溜ひとたまりもなく裏崩うらくづれして、真昼間まつぴるまやま野原のばらを、一散いつさんに、や、くもかすみ
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
真昼間まつぴるま子どもつまづきしばらくは何の声だにせざりけるかも
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
真昼間まつぴるまでごわせう
雨情民謡百篇 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
五体ごたい満足まんぞく彫刻物ほりものであつたらば、真昼間まつぴるま、お前様めえさまわしとが、つら突合つきあはせた真中まんなかいては動出うごきだしもすめえけんども、つき黄色きいろ小雨こさめ夜中よなか、——ぬしいまはなさしつた、案山子かゝし歩行あるなかれたら
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かぶの葉に濡れし投網とあみ真昼間まつぴるまひきずりて歩む男なりけり
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
恐ろしい、真昼間まつぴるまに何事だ。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)