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五体
ふりがな文庫
“五体”のいろいろな読み方と例文
旧字:
五體
読み方
割合
ごたい
71.4%
からだ
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごたい
(逆引き)
ある雨の晴れ上った朝、
甲板
(
かんぱん
)
士官だったA中尉はSと云う水兵に上陸を許可した。それは彼の小鼠を一匹、——しかも
五体
(
ごたい
)
の整った小鼠を一匹とったためだった。
三つの窓
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
こは
不思議
(
ふしぎ
)
と
驚
(
おどろき
)
怖
(
おそる
)
るを見て、武士しか/″\の事ありしが
五体
(
ごたい
)
すくみて
動
(
うご
)
く事ならずといふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
五体(ごたい)の例文をもっと
(5作品)
見る
からだ
(逆引き)
五体
(
からだ
)
が
延
(
のん
)
びりして、始めてアヽ世界は広いものだと、心の底から思ひましたの、——私、老女さん、二十年前に別れた母が未だ
存
(
ながら
)
へて居て
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
凋
(
しぼ
)
んだ朝顔を逆さに懸けたような形の紙帳の、その
萼
(
がく
)
にあたる辺を睨み、依然として刀を構えていたが、次第に
神気
(
こころ
)
が衰え、刀持つ手にしこりが来、全身に汗が流れ、
五体
(
からだ
)
に顫えが起こり
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
五体(からだ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“五体”の意味
《名詞》
身体を構成する五つの部位。
全身。
書の五つの書体。
(出典:Wiktionary)
“五体”の解説
五体とは、
体の五つの部分。頭・首・胸・手・足、または頭・両手・両足。漢方では、筋・血脈・肌肉(きにく)・骨・皮を指す。
漢字の五つの書体。
(出典:Wikipedia)
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“五体”で始まる語句
五体投地
検索の候補
五体投地
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鈴木牧之
尾崎紅葉
山東京山
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北原白秋
国枝史郎
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芥川竜之介