“しよし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シヨシ
語句割合
書肆51.7%
庶子13.8%
諸氏13.8%
所司3.4%
所思3.4%
處子3.4%
諸司3.4%
諸士3.4%
諸子3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼が生きてゐる間は、小さいながら財産の全部を保菅してゐる Notarノタアル の手で、利足りそくの大部分が西洋の某書肆しよしへ送られるのである。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
いはく、しん石崇せきそうずや、かれ庶子しよしにして狐腋雉頭こえきちとうかはごろもあり。いはんわれ太魏たいぎ王家わうかと。また迎風館げいふうくわんおこす。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
とき画工ぐわこう——画家ぐわか画伯ぐわはくにはちがひないが、うも、画工ゑかきさんのはうが、けてたびには親味したしみがある(以下いかとき諸氏しよし敬語けいごりやくすることゆるされたし。)くわん五さんは、このたふげを、もとへ二ちやうばかり、ぶり
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
暗まし逐電して江戸表へぞ下りける是によつて日野家より右のむね所司しよし代へ屆られければ松平殿甚だ殘念に思はれ此段江戸表へ達し是より兩人の行方ゆくへ御尋ねとなりたりけり扨又安田は江戸にて安間平左衞門と改名して願山のあに多兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いささ所思しよしして拙答に代ふ。高免かうめんかうむらば幸甚かうじんなり。
娼婦美と冒険 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
今一人の妹は猶處子しよしなり、しかも老いたる處子なり。四とせ前の頃彼の少女を伴ひて歸り來りしは、此の老處子に他ならざりき。
取寄せ日野家へ用金と號して右の高三千三百兩進上しんじやう致し何分宜敷頼み上ると申しおきて勘解由は立歸り諸司しよし代松平丹波守殿へは此事をかるく屆に及びたり然れ共松平殿は内々ない/\承知致され日野家の致し方を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しかるに後年こうねん京城けいじやう諸士しよしにして、かの北狄ほくてき囘文くわいぶんけたるものすくなからず、ことあらはるゝにおよびて、官司やくにん密使みつし案討あんたうするに、無足むそく婦人ふじんすなはしかり、しか奸黨かんたう張本ちやうほんたりき。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しん石崇せきそうあざな季倫きりんふ。季倫きりんちゝ石苞せきはうくらゐすで司徒しとにして、せんとするとき遺産ゐさんわかちて諸子しよしあたふ。たゞ石崇せきそうには一物いちもつをのこさずしてふ。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)