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無足
ふりがな文庫
“無足”の読み方と例文
読み方
割合
むそく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むそく
(逆引き)
こういうものがこの番所の手に入ったのは、実にどうも天佑とも天助ともいいようのない次第で、吟味方はもちろん
無足
(
むそく
)
同心のはてまで
雀踊
(
こおど
)
りをして喜んだ。
顎十郎捕物帳:02 稲荷の使
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
然
(
しか
)
るに
後年
(
こうねん
)
、
京城
(
けいじやう
)
の
諸士
(
しよし
)
にして、かの
北狄
(
ほくてき
)
の
囘文
(
くわいぶん
)
を
受
(
う
)
けたるもの
少
(
すくな
)
からず、
事
(
こと
)
顯
(
あら
)
はるゝに
及
(
およ
)
びて、
官司
(
やくにん
)
、
其
(
そ
)
の
密使
(
みつし
)
を
案討
(
あんたう
)
するに、
無足
(
むそく
)
の
婦人
(
ふじん
)
即
(
すなは
)
ち
然
(
しか
)
り、
然
(
しか
)
も
奸黨
(
かんたう
)
の
張本
(
ちやうほん
)
たりき。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「むこうが中間、小者なら、こちらは、同心、
加役
(
かやく
)
。……定廻り、隠密、
無足
(
むそく
)
、
諜者
(
ちょうじゃ
)
。……下ッ引まであわせると五百二十人。藤波は、死んでしまったわけじゃございません」
顎十郎捕物帳:11 御代参の乗物
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
無足(むそく)の例文をもっと
(3作品)
見る
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
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無足婦人
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