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加役
ふりがな文庫
“加役”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かやく
75.0%
かえき
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かやく
(逆引き)
「むこうが中間、小者なら、こちらは、同心、
加役
(
かやく
)
。……定廻り、隠密、
無足
(
むそく
)
、
諜者
(
ちょうじゃ
)
。……下ッ引まであわせると五百二十人。藤波は、死んでしまったわけじゃございません」
顎十郎捕物帳:11 御代参の乗物
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
九蔵の宗吾と光然、
訥子
(
とっし
)
の甚兵衛と
幻
(
まぼろし
)
長吉、みんな好うござんしたよ。
芝鶴
(
しかく
)
が
加役
(
かやく
)
で宗吾の女房を勤めていましたが、これも案外の出来で、なるほど達者な役者だと思いました。
半七捕物帳:60 青山の仇討
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
加役(かやく)の例文をもっと
(3作品)
見る
かえき
(逆引き)
「なに。——分らんのか、眼に見えないか。信長の襲撃に備え、
塹壕
(
ざんごう
)
を掘り、やぐらを
築
(
つ
)
き、あれ見ろ、百姓どもの老幼まで、
加役
(
かえき
)
に徴発されて、働いておる
状
(
さま
)
を」
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
加役(かえき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“加役”の意味
《名詞》
本職以外に他の役を臨時に勤めること。また、そのような人。
歌舞伎で自分の役以外の役を臨時に演じること。
江戸幕府の火附盗賊改の俗称。
(出典:Wiktionary)
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
“加”で始まる語句
加
加之
加減
加茂
加賀
加担
加奈陀
加持
加持祈祷
加勢
検索の候補
御加役
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久生十蘭
吉川英治
山本周五郎
岡本綺堂