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『狼疾記』
ふりがな文庫
『
狼疾記
(
ろうしつき
)
』
養其一指、而失其肩背、而不知也、則為狼疾人也。 ——孟子——スクリインの上では南洋土人の生活の実写がうつされていた。眼の細い・唇の厚い・鼻のつぶれた土人の女たちが、腰にちょっと布片を捲いただけで、乳房をぶらぶらさせながら、前に置いた皿のよう …
著者
中島敦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「南島譚」1942(昭和17)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約47分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
飾窓
(
ショウ・ウィンドウ
)
通
(
どおり
)
行
(
ゆき
)
自
(
おの
)
襟
(
カラー
)
外
(
そ
)
染
(
にじ
)
異
(
ことな
)
劃
(
かぎ
)
外
(
はず
)
夙
(
と
)
己
(
おのれ
)
後
(
うしろ
)
此方
(
こっち
)
沿
(
ぞ
)
空
(
むな
)
細部
(
ディテイル
)
羞
(
はずか
)
一廻
(
ひとまわ
)
伝説
(
いいつたえ
)
侘
(
わ
)
俯
(
ふ
)
凡
(
すべ
)
剥
(
む
)
力
(
つと
)
己
(
おれ
)
希臘
(
ギリシヤ
)
廻
(
めぐ
)
後
(
のち
)
明日
(
あした
)
止
(
よ
)
煽
(
おだ
)
禿
(
はげ
)
空
(
から
)
突離
(
つっぱな
)
窖
(
あな
)
翳
(
かげ
)
自惚
(
うぬぼれ
)
讃辞
(
ほめことば
)
足
(
た
)
踊
(
おどり
)
陥
(
お
)
陰翳
(
かげ
)
中
(
うち
)
中毒
(
あた
)
云々
(
うんぬん
)
享
(
う
)
他人
(
ひと
)
他処
(
よそ
)
何処
(
どこ
)
倚
(
よ
)
億劫
(
おっくう
)
其処
(
そこ
)
剥出
(
むきだ
)
劈
(
つんざ
)
劈開
(
へきかい
)
匍
(
は
)
口惜
(
くや
)
叮寧
(
ていねい
)
呎
(
フィート
)
咄嗟
(
とっさ
)
哂
(
わら
)
嗤
(
わら
)
嘴
(
くちばし
)
囁
(
ささや
)
四辺
(
あたり
)
坑
(
あな
)
坩堝
(
るつぼ
)
基
(
もと
)
夥
(
おびただ
)
奔
(
はし
)
如何
(
いか
)
孔竅
(
あな
)
宿主
(
やどぬし
)
対
(
むか
)
年齢
(
とし
)
廻
(
まわ
)
微
(
かす
)
心棒
(
しんぼう
)
忌々
(
いまいま
)
悪気
(
わるぎ
)
惧
(
おそ
)
愕然
(
がくぜん
)
愚昧
(
ぐまい
)
成人
(
おとな
)
所以
(
ゆえん
)
扉
(
ドア
)
抽斗
(
ひきだし
)
拗
(
す
)
拳大
(
こぶしだい
)
擦
(
す
)
故意
(
わざ
)
斃
(
たお
)
暖簾
(
のれん
)
曖昧
(
あいまい
)
曝
(
さら
)
曳
(
ひ
)
最中
(
もなか
)
有
(
も
)
果敢
(
はか
)