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魔法
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まはふ
ふりがな文庫
“
魔法
(
まはふ
)” の例文
おのづから
智慧
(
ちゑ
)
も
力
(
ちから
)
も
備
(
そな
)
はつて、
陽
(
ひ
)
の
面
(
おもて
)
に、
隱形
(
おんぎやう
)
陰體
(
いんたい
)
の
魔法
(
まはふ
)
を
使
(
つか
)
つて、
人目
(
ひとめ
)
にかくれ
忍
(
しの
)
びつゝ、
何處
(
いづこ
)
へか
通
(
とほ
)
つて
行
(
ゆ
)
くかとも
想
(
おも
)
はれた。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
われは思ふ、
末世
(
まつせ
)
の
邪宗
(
じやしゆう
)
、
切支丹
(
きりしたん
)
でうすの
魔法
(
まはふ
)
。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
どれかが、
黄金
(
わうごん
)
の
魔法
(
まはふ
)
によつて、
雪
(
ゆき
)
の
大川
(
おほかは
)
の
翡翠
(
ひすゐ
)
に
成
(
な
)
るらしい。
圓山川
(
まるやまがは
)
の
面
(
おもて
)
は
今
(
いま
)
、こゝに、
其
(
そ
)
の、のんどりと
和
(
なご
)
み
軟
(
やはら
)
いだ
唇
(
くちびる
)
を
寄
(
よ
)
せて、
蘆摺
(
あしず
)
れに
汀
(
みぎは
)
が
低
(
ひく
)
い。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
魔法
(
まはふ
)
の国に
病
(
や
)
ましげの
笑
(
ゑみ
)
して入れば
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
此
(
こ
)
の
護身
(
ごしん
)
の
術
(
じゆつ
)
や、
魔法
(
まはふ
)
つかひの
教
(
をしへ
)
にあらず、なき
母
(
はゝ
)
の
記念
(
かたみ
)
なりきとぞ。
卯
(
う
)
の
花
(
はな
)
の
里
(
さと
)
の
温泉
(
いでゆ
)
の
夜語
(
よがたり
)
。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
亜刺比亜
(
アラビヤ
)
の
魔法
(
まはふ
)
の
館
(
たち
)
の
薄笑
(
うすわらひ
)
。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
魔法
(
まはふ
)
、
妖術
(
えうじゆつ
)
、
五月暗
(
さつきやみ
)
にふさはしい。……よひの
間
(
ま
)
のホウ、ホウは、あれは、
夜鷹
(
よたか
)
だと
思
(
おも
)
はれよ。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と
何
(
なに
)
か、
美
(
うつくし
)
い
魔法
(
まはふ
)
で、
水
(
みづ
)
を
澄
(
す
)
ませて
従
(
したが
)
へさへ
出来
(
でき
)
さうに、
銀鍋
(
ぎんなべ
)
の
何
(
なん
)
となくバスケツトの
裡
(
うち
)
に
透
(
す
)
く
光
(
ひかり
)
を、
友染
(
いうぜん
)
のつゝみにうけて、
袖
(
そで
)
に
月影
(
つきかげ
)
を
映
(
うつ
)
すかと
思
(
おも
)
ふ、それも、
思
(
おも
)
へばしめやかであつた。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
轆轤首
(
ろくろくび
)
さ、
引窓
(
ひきまど
)
から
刎
(
は
)
ねて
出
(
で
)
る、
見越入道
(
みこしにふだう
)
がくわつと
目
(
め
)
を
開
(
あ
)
く、
姉様
(
あねさま
)
の
顔
(
かほ
)
は
莞爾
(
につこり
)
笑
(
わら
)
ふだ、——
切支丹宗門
(
キリシタンしうもん
)
で、
魔法
(
まはふ
)
を
使
(
つか
)
ふと
言
(
い
)
ふて、お
城
(
しろ
)
の
中
(
なか
)
で
殺
(
ころ
)
されたとも
言
(
い
)
へば、
行方知
(
ゆくへし
)
れずに
成
(
な
)
つたとも
言
(
い
)
ふ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“魔法(
魔術
)”の解説
「魔法」「魔力」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「魔法 (曖昧さ回避)」「魔力 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
魔術(まじゅつ)は、仮定上の神秘的な作用を介して不思議のわざを為す営みを概括する用語である。魔法(まほう)とも。
人類学や宗教学の用語では呪術という。魔術の語は手品(奇術)を指すこともある。
(出典:Wikipedia)
魔
常用漢字
中学
部首:⿁
21画
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“魔法”で始まる語句
魔法使
魔法瓶
魔法壜
魔法遣
魔法棒
魔法爺
魔法罎
魔法使女
魔法医者