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見越入道
ふりがな文庫
“見越入道”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みこしにゅうどう
75.0%
みこしにふだう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みこしにゅうどう
(逆引き)
悪く
抜衣紋
(
ぬきえもん
)
で、胸を折って、横坐りに、
蝋燭火
(
ろうそくび
)
へ
紙火屋
(
かみぼや
)
のかかった
灯
(
あかり
)
の向うへ、ぬいと半身で出た工合が、
見越入道
(
みこしにゅうどう
)
の
御館
(
おやかた
)
へ、
目見得
(
めみえ
)
の雪女郎を連れて出た、
化
(
ばけ
)
の慶庵と言う
体
(
てい
)
だ。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
実
(
まこと
)
は——
吹矢
(
ふきや
)
も、
化
(
ばけ
)
ものと名のついたので、幽霊の
廂合
(
ひあわい
)
の幕から
倒
(
さかさま
)
にぶら下り、
見越入道
(
みこしにゅうどう
)
は
誂
(
あつら
)
へた穴からヌツと出る。雪女は
拵
(
こしら
)
への
黒塀
(
くろべい
)
に
薄
(
うっす
)
り立ち、
産女鳥
(
うぶめどり
)
は
石地蔵
(
いしじぞう
)
と並んで
悄乎
(
しょんぼり
)
彳
(
たたず
)
む。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
見越入道(みこしにゅうどう)の例文をもっと
(3作品)
見る
みこしにふだう
(逆引き)
轆轤首
(
ろくろくび
)
さ、
引窓
(
ひきまど
)
から
刎
(
は
)
ねて
出
(
で
)
る、
見越入道
(
みこしにふだう
)
がくわつと
目
(
め
)
を
開
(
あ
)
く、
姉様
(
あねさま
)
の
顔
(
かほ
)
は
莞爾
(
につこり
)
笑
(
わら
)
ふだ、——
切支丹宗門
(
キリシタンしうもん
)
で、
魔法
(
まはふ
)
を
使
(
つか
)
ふと
言
(
い
)
ふて、お
城
(
しろ
)
の
中
(
なか
)
で
殺
(
ころ
)
されたとも
言
(
い
)
へば、
行方知
(
ゆくへし
)
れずに
成
(
な
)
つたとも
言
(
い
)
ふ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
見越入道(みこしにふだう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“見越入道(見越し入道)”の解説
見越し入道、見越入道(みこしにゅうどう)とは、日本の妖怪のひとつ。『宿直草』『煙霞奇談』『古今百物語評判』などの江戸時代の怪談本や随筆、及び日本各地の民俗資料に見られる。
(出典:Wikipedia)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
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