“護身”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごしん66.7%
まもり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
護身ごしんじゆつや、魔法まはふつかひのをしへにあらず、なきはゝ記念かたみなりきとぞ。はなさと温泉いでゆ夜語よがたり
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
とふたたびそでをまくりなおした。かれは鉄杖てつじょうを背なかへくくりつけて、護身ごしんの短剣をぬいた。そして、岩の面へむかって、一段いちだん一段、じぶんの足がかりを、掘りはじめたのである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼の二百五十歳の朝、人馬にんめシエッペラアクは人馬にんめの族の宝物の在る黄金の櫃に行って、その櫃に納められた護身まもり符を取り出した。
人馬のにひ妻 (新字新仮名) / ロード・ダンセイニ(著)
その護身まもり符は彼の父ジシッヤクが盛りの年に山から採った黄金を打って作りその上に矮神こびとかみと交換して得たオパルをちりばめたものであった。
人馬のにひ妻 (新字新仮名) / ロード・ダンセイニ(著)