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離別
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りべつ
ふりがな文庫
“
離別
(
りべつ
)” の例文
之
(
これ
)
が
俗
(
ぞく
)
に
謂
(
い
)
ふ
虫
(
むし
)
の
知
(
し
)
らせとでもいふものであらうかと、
後
(
のち
)
に
思
(
おも
)
ひ
當
(
あた
)
つたが、
此時
(
このとき
)
はたゞ
離別
(
りべつ
)
の
情
(
じやう
)
さこそと
思
(
おも
)
ひ
遣
(
や
)
るばかりで、
私
(
わたくし
)
は
打點頭
(
うちうなづ
)
き
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
二十年まえに
離別
(
りべつ
)
した人でこの家の人ではないけれど、
現在
(
げんざい
)
お政の母である以上は、
祭
(
まつ
)
りは
遠慮
(
えんりょ
)
したほうがよかろうと
老人
(
ろうじん
)
のさしずで、
忌中
(
きちゅう
)
の
札
(
ふだ
)
を門にはった。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
最後には
女神
(
めがみ
)
イザナミの命が御自身で追つておいでになつたので、大きな巖石をその
黄泉比良坂
(
よもつひらさか
)
に
塞
(
ふさ
)
いでその石を中に置いて兩方で
對
(
むか
)
い合つて
離別
(
りべつ
)
の言葉を
交
(
かわ
)
した時に
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
大岡殿に向ひ
否
(
いな
)
昌次郎夫婦を
害
(
ころ
)
せし者傳吉の外には
御座
(
ござ
)
なく其故は昌次郎
女房
(
にようばう
)
は元傳吉が妻にて傳吉は
只
(
たゞ
)
今の妻專と
密通
(
みつつう
)
仕つり母諸共梅は
離別
(
りべつ
)
せられ
道路
(
だうろ
)
に
餓死
(
がし
)
仕るべき有樣なるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さあ
何
(
なん
)
となりして
下
(
くだ
)
されと
泣
(
な
)
いて、
袖
(
そで
)
に
取
(
とり
)
すがりて
身
(
み
)
を
悶
(
もだ
)
ゆるに、もとより
憎
(
に
)
くゝは
有
(
あ
)
らぬ
妻
(
つま
)
の
事
(
こと
)
、
離別
(
りべつ
)
などゝは
時
(
とき
)
の
威嚇
(
おどし
)
のみなれば、
縺
(
すが
)
りて
泣
(
な
)
くを
好
(
よ
)
い
時機
(
しほ
)
に、
我
(
わが
)
まゝ
者奴
(
ものめ
)
の
言
(
い
)
ひじらけ
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
これを聞くと官兵衛は、もう一子との
離別
(
りべつ
)
などは、問題でない心地がした。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
つまり
離別
(
りべつ
)
を
惜
(
お
)
しむ記念にするのであろう。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
分手當も仕つり
離別
(
りべつ
)
致せし所同村百姓共の
世話
(
せわ
)
にて不義の相手惣内方へ取持仕つり又伯父九郎兵衞儀も
幸
(
さいは
)
ひ惣内親惣左衞門は
相果
(
あひはて
)
母親
(
はゝおや
)
深
(
ふか
)
ばかりゆゑ
渠
(
かれ
)
が方へ參り度と申に
任
(
まか
)
せ里に付て伯父を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
恨み
遺恨
(
ゐこん
)
に思ふか
悴
(
せがれ
)
惣内と里と不
義
(
ぎ
)
致居る旨申掛
離別
(
りべつ
)
致候故私しども親子
道路
(
だうろ
)
に
餓死
(
がし
)
も仕つるべく候處惣内儀見兼候儘私し共を
引取
(
ひきとり
)
世話
(
せわ
)
致
(
いたし
)
呉
(
くれ
)
其後百姓共取持にて惣内へ里を
娶合
(
めあはせ
)
候然るに九助は是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“離別”の意味
《名詞》
離 別(りべつ)
人と別れること。
離婚。
(出典:Wiktionary)
“離別”の解説
「離別」(이별、イビョル)は、韓国の女性歌手パティ・キムが歌った楽曲。作詞・作曲は吉屋潤。吉屋のセルフカバーの他、数多くのカバー・バージョンが存在する。1972年制作、1973年発表。
(出典:Wikipedia)
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“離”で始まる語句
離
離屋
離室
離座敷
離縁
離家
離亭
離々
離房
離反