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缺點
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けつてん
ふりがな文庫
“
缺點
(
けつてん
)” の例文
新字:
欠点
これと
同時
(
どうじ
)
にその
論議
(
ろんぎ
)
を
具體化
(
ぐたいくわ
)
した
建築物
(
けんちくぶつ
)
の
實現
(
じつげん
)
が
更
(
さら
)
に
望
(
のぞ
)
ましいことである。
假令
(
たとひ
)
その
成績
(
せいせき
)
に
多少
(
たせう
)
の
缺點
(
けつてん
)
が
認
(
みと
)
められても
夫
(
それ
)
は
問題
(
もんだい
)
でない。
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
是
(
これ
)
は
决
(
けつ
)
して
責任
(
せきにん
)
を
知
(
し
)
らぬ
譯
(
わけ
)
では
無
(
な
)
い、
又
(
ま
)
た
物事
(
ぶつじ
)
に
無頓着
(
むとんちやく
)
な
譯
(
わけ
)
でありません。
唯
(
た
)
だ
習慣上
(
しふくわんじやう
)
の
缺點
(
けつてん
)
であらうと
思
(
おも
)
ひます。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
この作の
表現形式
(
へうげんけいしき
)
や
構圖
(
こうづ
)
の不統一な事を
擧
(
あ
)
げて、作のテエマの
效果
(
エフエクト
)
が
薄
(
うす
)
いと云ひ、私は作の
構圖
(
こうづ
)
や
形式
(
けいしき
)
に對する
缺點
(
けつてん
)
を
蔽
(
おほ
)
ふ丈けに、作の内容が
深
(
ふか
)
い
爲
(
た
)
めに
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
たゞこの
博物館
(
はくぶつかん
)
は
昔
(
むかし
)
の
建
(
た
)
て
物
(
もの
)
をそのまゝ
使
(
つか
)
つてゐるので、
光線
(
こうせん
)
の
工合
(
ぐあひ
)
が
少
(
すこ
)
しく
惡
(
わる
)
いのが
缺點
(
けつてん
)
ともいへるでせう。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
若い時分に道樂強かつたことや、師匠の
伜
(
せがれ
)
といふ遠慮や、性格的ないろ/\の
缺點
(
けつてん
)
が、春日藤左衞門の心を、武家出の鳩谷小八郎の方へ
傾
(
かたむ
)
けてゐる樣子です。
銭形平次捕物控:090 禁制の賦
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
されば
今世紀
(
こんせいき
)
に
於
(
おい
)
て
最
(
もつと
)
も
進歩
(
しんぽ
)
發達
(
はつたつ
)
して
居
(
を
)
ると
稱
(
せう
)
せらるゝ
佛國
(
フツこく
)
シエルブル
造船所
(
ざうせんじよ
)
の
一等潜行艇
(
いつとうせんかうてい
)
でも、
此
(
この
)
二個
(
にこ
)
の
缺點
(
けつてん
)
のある
爲
(
ため
)
に
充分
(
じゆうぶん
)
の
働作
(
はたらき
)
も
出來
(
でき
)
ず、
首尾
(
しゆび
)
よく
敵艦
(
てきかん
)
に
接近
(
せつきん
)
しながら
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
主人公の心の
苦悶
(
くもん
)
に對する作者の
感情輸入
(
アインヒウルング
)
の
深
(
ふか
)
さは、張り切つた
弦
(
ゆづる
)
のやうに
緊張
(
きんぢやう
)
した
表現
(
へうげん
)
と相俟つて、作の
缺點
(
けつてん
)
を
感
(
かん
)
じる前に、それに對して
感嘆
(
かんたん
)
してしまひます。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
善
(
ぜん
)
と
知
(
し
)
りつゝも
夫
(
それ
)
を
行
(
おこな
)
ふことが
出來
(
でき
)
ない、
美
(
び
)
を
欲
(
ほつ
)
しても
夫
(
それ
)
を
現
(
あら
)
はすことが
出來
(
でき
)
ない、
已
(
やむ
)
を
得
(
え
)
ず
缺點
(
けつてん
)
だらけの
家
(
いへ
)
を
造
(
つく
)
つて、その
中
(
なか
)
に
不愉快
(
ふゆくわい
)
を
忍
(
しの
)
んで
生活
(
せいくわつ
)
して
居
(
ゐ
)
るのが
大多數
(
だいたすう
)
であらうと
思
(
おも
)
ふ。
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
器用に障子を
貼
(
は
)
つたり、子供の守が上手で、
掃除
(
さうぢ
)
もすれば、文使ひもする。何處へ行つても調法がられるが、決して惡事は働かず、
缺點
(
けつてん
)
は物事に辛抱がないから、きまつた職業も持たないだけのこと。
銭形平次捕物控:301 宝掘りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
かうなつて來ると、一體私は
内容
(
ないよう
)
の方に心を
惹
(
ひ
)
かれるものですが、とても形式方面の
缺點
(
けつてん
)
や
非難
(
ひなん
)
を
顧
(
かへり
)
みる暇はありません。その
描
(
ゑが
)
かれてゐる事に對して、作の大きな
尊
(
たふと
)
さを
感
(
かん
)
じて了ふのです。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
缺
部首:⽸
10画
點
部首:⿊
17画
“缺”で始まる語句
缺
缺乏
缺片
缺損
缺所
缺擂鉢
缺陷
缺處
缺陥
缺石