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もくてきち
ふりがな文庫
“
目的地
(
もくてきち
)” の例文
お
開帳
(
かいちょう
)
の
日
(
ひ
)
だって、つぎの
日
(
ひ
)
には、あんなことがあったと
考
(
かんが
)
えると、
旅費
(
りょひ
)
のできたのを
幸
(
さいわ
)
いに、はやく
目的地
(
もくてきち
)
をさしてゆこうと
決心
(
けっしん
)
したのであります。
石をのせた車
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
箱根
(
はこね
)
、
伊豆
(
いづ
)
の
方面
(
はうめん
)
へ
旅行
(
りよかう
)
する
者
(
もの
)
は
國府津
(
こふづ
)
まで
來
(
く
)
ると
最早
(
もはや
)
目的地
(
もくてきち
)
の
傍
(
そば
)
まで
着
(
つ
)
ゐた
氣
(
き
)
がして
心
(
こゝろ
)
も
勇
(
いさ
)
むのが
常
(
つね
)
であるが、
自分等
(
じぶんら
)
二人
(
ふたり
)
は
全然
(
まるで
)
そんな
樣子
(
やうす
)
もなかつた。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
その夜ぼくらは、
探征
(
たんせい
)
の第一夜をぶなの林で明かした。あと十五キロメートルばかりで、
目的地
(
もくてきち
)
の北浜に達するのだ。あすの希望をひめて一同早く寝につく。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
それは
根方地
(
ねがたぢ
)
で、
街道
(
かいだう
)
から
南面
(
なんめん
)
し、
右手
(
みぎて
)
に
小徑
(
こみち
)
がある、それを
曲
(
まが
)
つてから、
又
(
また
)
右手
(
みぎて
)
の
畑
(
はた
)
が
目的地
(
もくてきち
)
だ。
探検実記 地中の秘密:04 馬籠と根方
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
爆裂彈
(
ばくれつだん
)
!
何
(
なん
)
の
爲
(
ため
)
に? と
讀者
(
どくしや
)
諸君
(
しよくん
)
は
審
(
いぶか
)
るであらうが、
之
(
これ
)
には
大
(
おほい
)
に
考慮
(
かんがへ
)
のある
事
(
こと
)
である、
今
(
いま
)
、
其
(
その
)
目的地
(
もくてきち
)
に
達
(
たつ
)
し、いざ
建塔
(
けんたふ
)
といふ
塲合
(
ばあひ
)
に、
斯
(
か
)
く
獅子
(
しゝ
)
や
猛狒
(
ゴリラ
)
が、
一頭
(
いつとう
)
でも、
二頭
(
にとう
)
でも
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
工事
(
こうじ
)
の
箇所
(
かしよ
)
へは廿
里
(
り
)
もあつた。
勘次
(
かんじ
)
は
行
(
ゆ
)
けば
直
(
すぐ
)
に
錢
(
ぜに
)
になると
思
(
おも
)
つたので
漸
(
やうや
)
く一
圓
(
ゑん
)
ばかりの
財布
(
さいふ
)
を
懷
(
ふところ
)
にした。
辨當
(
べんたう
)
をうんと
背負
(
しよ
)
つたので
目的地
(
もくてきち
)
へつくまでは
渡錢
(
わたしせん
)
の
外
(
ほか
)
には一
錢
(
せん
)
も
要
(
い
)
らなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
その
言葉
(
ことば
)
が
牛
(
うし
)
にわかったものか、
牛
(
うし
)
は
重
(
おも
)
そうな
足
(
あし
)
どりを
精
(
せい
)
いっぱいに
早
(
はや
)
めました。そして、その
日
(
ひ
)
の
午後
(
ごご
)
、
町
(
まち
)
の
目的地
(
もくてきち
)
へ
着
(
つ
)
くことができたのであります。
ある男と牛の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わずか一
時間
(
じかん
)
足
(
た
)
らずで、
汽車
(
きしゃ
)
は
目的地
(
もくてきち
)
へ
着
(
つ
)
きました。
N町
(
エヌまち
)
までは、そんな
近
(
ちか
)
い
距離
(
きょり
)
でしかありませんでした。
しいたげられた天才
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
雪
(
ゆき
)
の
曠野
(
こうや
)
を
走
(
はし
)
って、ようやく、
目的地
(
もくてきち
)
に
着
(
つ
)
きました。
青い星の国へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“目的地”の意味
《名詞》
目 的 地(もくてきち)
移動や行旅の目的、目標とする場所や地点。
(出典:Wiktionary)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“目的”で始まる語句
目的
目的物
目的点
目的成就
目的のない犯罪