トップ
>
手術
>
しゆじゆつ
ふりがな文庫
“
手術
(
しゆじゆつ
)” の例文
弥
(
いよい
)
よ
明日
(
あす
)
が
手術
(
しゆじゆつ
)
といふ
夜
(
よ
)
は、
皆
(
みんな
)
寝静
(
ねしづ
)
まつてから、しく/\
蚊
(
か
)
のやうに
泣
(
な
)
いて
居
(
ゐ
)
るのを、
手水
(
てうづ
)
に
起
(
お
)
きた
娘
(
むすめ
)
が
見
(
み
)
つけてあまりの
不便
(
ふびん
)
さに
抱
(
だ
)
いて
寝
(
ね
)
てやつた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大革命
(
だいかくめい
)
とも
名
(
なづ
)
けられる
位
(
くらゐ
)
だ、
防腐法
(
ばうふはふ
)
の
發明
(
はつめい
)
によつて、
大家
(
たいか
)
のピロウゴフさへも、
到底
(
たうてい
)
出來得
(
できう
)
べからざる
事
(
こと
)
を
認
(
みとめ
)
てゐた
手術
(
しゆじゆつ
)
が、
容易
(
たやす
)
く
遣
(
や
)
られるやうにはなつた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
お
品
(
しな
)
は
卵膜
(
らんまく
)
を
破
(
やぶ
)
る
手術
(
しゆじゆつ
)
に
他人
(
たにん
)
を
煩
(
わずら
)
はさなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
といひかけて
笑
(
わら
)
ひ
消
(
け
)
す
詞
(
ことば
)
何
(
なに
)
としらねどお
施
(
ほどこ
)
しとはお
情深
(
なさけぶか
)
い
事
(
こと
)
さぞかし
可哀
(
かあい
)
さうのも
御座
(
ござ
)
いませうと
思
(
おも
)
ふことあれば
察
(
さつ
)
しも
深
(
ふか
)
し
花子
(
はなこ
)
煙草
(
たばこ
)
は
嫌
(
きら
)
ひと
聞
(
きゝ
)
しが
傍
(
かたはら
)
の
煙管
(
きせる
)
とりあげて
一服
(
いつぷく
)
あわたゞしく
押
(
おし
)
やりつそれはもうさま/″\ツイ
二日計前
(
ふつかばかりまへ
)
のこと
極貧
(
ごくひん
)
の
裏屋
(
うらや
)
の
者
(
もの
)
が
難産
(
なんざん
)
に
苦
(
くるし
)
みまして
兄
(
あに
)
の
手術
(
しゆじゆつ
)
に
母子
(
ふたり
)
とも
安全
(
あんぜん
)
では
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
『
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
には
皆
(
みな
)
人
(
ひと
)
が
病氣
(
びやうき
)
になります、
入用
(
いりよう
)
なものがありません、
何
(
なん
)
となれば、
是
(
これ
)
皆
(
みな
)
親切
(
しんせつ
)
な
神樣
(
かみさま
)
に
不熱心
(
ふねつしん
)
でありますから。』
診察
(
しんさつ
)
の
時
(
とき
)
に
院長
(
ゐんちやう
)
はもう
疾
(
と
)
うより
手術
(
しゆじゆつ
)
を
爲
(
す
)
る
事
(
こと
)
は
止
(
や
)
めてゐた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
初
(
はじめ
)
にアンドレイ、エヒミチは
熱心
(
ねつしん
)
に
其職
(
そのしよく
)
を
勵
(
はげ
)
み、
毎日
(
まいにち
)
朝
(
あさ
)
から
晩
(
ばん
)
まで、
診察
(
しんさつ
)
をしたり、
手術
(
しゆじゆつ
)
をしたり、
時
(
とき
)
には
産婆
(
さんば
)
をも
爲
(
し
)
たのである、
婦人等
(
ふじんら
)
は
皆
(
みな
)
彼
(
かれ
)
を
非常
(
ひじやう
)
に
褒
(
ほ
)
めて
名醫
(
めいゝ
)
である、
殊
(
こと
)
に
小兒科
(
せうにくわ
)
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
“手術”の解説
手術(しゅじゅつ、en: surgical operation)とは、外科的機器やメスなどを用いて患部を切開し、あるいは低侵襲である内視鏡やカテーテル治療など用い、治療的処置を施すこと。通称、略称としてオペとも呼ばれる(独: Operationに由来)。
(出典:Wikipedia)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
術
常用漢字
小5
部首:⾏
11画
“手術”で始まる語句
手術刀
手術室
手術用
手術衣
手術椅子