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三角
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さんかく
ふりがな文庫
“
三角
(
さんかく
)” の例文
黒い
枕木
(
まくらぎ
)
はみな
眠
(
ねむ
)
り、赤の
三角
(
さんかく
)
や黄色の点々、さまざまの
夢
(
ゆめ
)
を見ている時、若いあわれなシグナルはほっと小さなため
息
(
いき
)
をつきました。
シグナルとシグナレス
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
……
同伴
(
つれ
)
のなじみの
墓
(
はか
)
も、
參
(
まゐ
)
つて
見
(
み
)
れば、
雜
(
ざつ
)
とこの
體
(
てい
)
であらうと
思
(
おも
)
ふと、
生々
(
なま/\
)
と
白
(
しろ
)
い
三角
(
さんかく
)
を
額
(
ひたひ
)
につけて、
鼠色
(
ねずみいろ
)
の
雲
(
くも
)
の
影
(
かげ
)
に、もうろうと
立
(
た
)
つてゐさうでならぬ。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
海嘯
(
かいしよう
)
は
潮汐
(
ちようせき
)
の
干滿
(
かんまん
)
の
差
(
さ
)
の
非常
(
ひじよう
)
に
大
(
おほ
)
きな
海
(
うみ
)
に
向
(
むか
)
つて、
河口
(
かこう
)
が
三角
(
さんかく
)
なりに
大
(
おほ
)
きく
開
(
ひら
)
いてゐる
所
(
ところ
)
に
起
(
おこ
)
る
現象
(
げんしよう
)
である。
支那
(
しな
)
淅江省
(
せつこうしよう
)
の
錢塘江
(
せんとうこう
)
は
海嘯
(
かいしよう
)
について
最
(
もつと
)
も
有名
(
ゆうめい
)
である。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
三角
(
さんかく
)
の小さい焔が一列に並んでぽっと、ガス燈が
灯
(
とも
)
るように軒端に灯って、それから、ふっと消える。
春の盗賊
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
またどるめんといふ
墓
(
はか
)
やめんひるといふ
立
(
た
)
て
石
(
いし
)
などには、をり/\
圓
(
まる
)
や
三角
(
さんかく
)
だのゝ
形
(
かたち
)
を
石
(
いし
)
の
上
(
うへ
)
に
彫
(
ほ
)
りつけたのがあつたり、ぽつ/\と
大
(
おほ
)
きなくぼみを
彫
(
ほ
)
り
竝
(
なら
)
べたものがあります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
▼ もっと見る
しづかなる午後の
砂漠
(
さばく
)
にたち見えし
三角
(
さんかく
)
の
塔
(
たふ
)
あはれ色なし
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
初夏の
熊岳河
(
ゆうがくがは
)
の蘆の葉を支那の
粽
(
ちまき
)
は
三角
(
さんかく
)
に巻く
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
ああ
三角
(
さんかく
)
は飛ぶよ
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
三角
(
さんかく
)
の
頂点
(
ちやうてん
)
。
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
また
短
(
みじか
)
い
三角
(
さんかく
)
の
劍
(
つるぎ
)
が
長
(
なが
)
く
平
(
ひら
)
たい
劍
(
つるぎ
)
にと、
進
(
すゝ
)
んで
行
(
い
)
つたところがよくわかるでありませう。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
(
三角
(
さんかく
)
やまはひかりにかすれ)
『春と修羅』
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
次
(
つ
)
ぎに
裝飾
(
そうしよく
)
模樣
(
もよう
)
の
類
(
るい
)
も、
石器時代
(
せつきじだい
)
の
土器
(
どき
)
にあるような、
曲線
(
きよくせん
)
のごて/\した
模樣
(
もよう
)
のまったくないことは、
前
(
まへ
)
に
申
(
まを
)
したとほりで、たゞ
簡單
(
かんたん
)
な
圓
(
えん
)
や
三角
(
さんかく
)
の
圖
(
ず
)
の
他
(
ほか
)
には、
刀劍
(
とうけん
)
の
柄
(
つか
)
の
飾
(
かざ
)
りにあつたような
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
角
常用漢字
小2
部首:⾓
7画
“三角”で始まる語句
三角形
三角洲
三角州
三角標
三角帆
三角琴
三角岳
三角巾
三角帽
三角星