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やまいぬ
ふりがな文庫
“やまいぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
狂犬
52.4%
病犬
26.2%
豺
4.8%
山犬
4.8%
山狗
4.8%
山狼
4.8%
無神狗
2.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狂犬
(逆引き)
「いったい、この村のやつらが悪い、あんな
性質
(
たち
)
の悪い
狂犬
(
やまいぬ
)
を放し飼いにしておくのがよろしくねえ、叩き殺してしまやがりゃいいんだ」
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
やまいぬ(狂犬)の例文をもっと
(22作品)
見る
病犬
(逆引き)
「あの
鶏
(
とり
)
はどうしたのでしょうね」と、庄太は云い出した。「犬にゃあ
病犬
(
やまいぬ
)
というものがあるが、鶏にゃあ珍らしい」
半七捕物帳:51 大森の鶏
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
やまいぬ(病犬)の例文をもっと
(11作品)
見る
豺
(逆引き)
近くの壁画を見れば、
豺
(
やまいぬ
)
や
鰐
(
わに
)
や
青鷺
(
あおさぎ
)
などの
奇怪
(
きかい
)
な動物の頭をつけた神々の
憂鬱
(
ゆううつ
)
な行列である。顔も
胴
(
どう
)
もない
巨
(
おお
)
きな
眼
(
ウチャト
)
が一つ、細長い足と手とを
生
(
は
)
やして、その行列に加わっている。
木乃伊
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
やまいぬ(豺)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
山犬
(逆引き)
父
(
とう
)
さんはこの
好
(
す
)
きな
老人
(
らうじん
)
から、
畠
(
はたけ
)
よりあらはれた
狸
(
たぬき
)
や
狢
(
むじな
)
の
話
(
はなし
)
、
山
(
やま
)
で
飛
(
と
)
び
出
(
だ
)
した
雉
(
きじ
)
の
話
(
はなし
)
、それから
奧山
(
おくやま
)
の
方
(
はう
)
に
住
(
す
)
むといふ
恐
(
おそ
)
ろしい
狼
(
おほかみ
)
や
山犬
(
やまいぬ
)
の
話
(
はなし
)
なぞを
聞
(
き
)
きましたが、そのうちに
眠
(
ねむ
)
くなつて
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
やまいぬ(山犬)の例文をもっと
(2作品)
見る
山狗
(逆引き)
兩名
(
りやうめい
)
の
炭燒
(
すみやき
)
が、
同一
(
おなじ
)
雪籠
(
ゆきごめ
)
に
會
(
あ
)
つて
封
(
ふう
)
じ
込
(
こ
)
められたやうになり、
二日
(
ふつか
)
三日
(
みつか
)
は
貯蓄
(
たくはへ
)
もあつたが、
四日目
(
よつかめ
)
から、
粟
(
あは
)
一粒
(
ひとつぶ
)
も
口
(
くち
)
にしないで、
熊
(
くま
)
の
如
(
ごと
)
き
荒漢等
(
あらをのこら
)
、
山狗
(
やまいぬ
)
かとばかり
痩
(
や
)
せ
衰
(
おとろ
)
へ、
目
(
め
)
を
光
(
ひか
)
らせて
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
やまいぬ(山狗)の例文をもっと
(2作品)
見る
山狼
(逆引き)
けふもけふとて、ぐでんぐでんに
御亭主
(
ごていしゆ
)
が
醉拂
(
よつぱら
)
へてかへつて
來
(
く
)
ると、お
上
(
かみ
)
さんが
山狼
(
やまいぬ
)
のやうな
顏
(
つら
)
をして
吠
(
ほ
)
え
立
(
た
)
てました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
やまいぬ(山狼)の例文をもっと
(2作品)
見る
無神狗
(逆引き)
「無礼なり
何奴
(
なにやつ
)
なれば、われを野良犬と
詈
(
ののし
)
るぞ」「無礼なりとは
爾
(
なんじ
)
が事なり。わが飼主の打取りたまひし、
雉子
(
きぎす
)
を爾盗まんとするは、言語に断えし
無神狗
(
やまいぬ
)
かな」
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
...
他
(
かれ
)
頃日
(
このごろ
)
はわれ
曹
(
ら
)
に
狎
(
なず
)
みて、いと
忠実
(
まめやか
)
に
傅
(
かしず
)
けば、そを無残に殺さんこと、情も知らぬ
無神狗
(
やまいぬ
)
なら知らず、
苟
(
かり
)
にも義を知るわが
們
(
ともがら
)
の、
作
(
な
)
すに忍びぬ処ならずや」「
実
(
まこと
)
に御身がいふ如く、 ...
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
やまいぬ(無神狗)の例文をもっと
(1作品)
見る
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