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聲
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せい
ふりがな文庫
“
聲
(
せい
)” の例文
新字:
声
見合せ一
聲
(
せい
)
叫
(
さけ
)
んで肩先より乳の下まで一刀に切放せば茂助はウンとばかりに
其儘
(
そのまゝ
)
死
(
しゝ
)
たる處へ以前の
曲者
(
くせもの
)
石塔
(
せきたふ
)
の
蔭
(
かげ
)
より
現
(
あらは
)
れ出るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
驛名を書いた
立札
(
たてふだ
)
の雨風に
晒
(
さら
)
されて黒く汚れたのが、雜草の生えた
野天
(
のてん
)
のプラツトフオームに立つてゐる
眞似事
(
まねごと
)
のやうな
停車場
(
ステーシヨン
)
を、汽車は一
聲
(
せい
)
の
汽笛
(
きてき
)
とゝもに過ぎ去つた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
熱心
(
ねつしん
)
なる
公爵
(
こうしやく
)
は、
車夫
(
しやふ
)
の
活動
(
くわつどう
)
を
手鈍
(
てぬる
)
しとして、
自
(
みづか
)
ち
採集器具
(
さいしふきぐ
)
を
手
(
て
)
にせられたが、
忽
(
たちま
)
ち一
聲
(
せい
)
。
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
「おつう」と一
聲
(
せい
)
呶鳴
(
どな
)
つて
情
(
じやう
)
の
激
(
げき
)
した
勘次
(
かんじ
)
は
咄嗟
(
とつさ
)
に
次
(
つぎ
)
の
語
(
ことば
)
が
出
(
だ
)
せなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
然
(
しか
)
るに
彼方
(
かなた
)
怪
(
あやし
)
の
船
(
ふね
)
は
敢
(
あへ
)
て
此
(
この
)
信號
(
しんがう
)
には
應答
(
こた
)
へんともせず、
忽
(
たちま
)
ち
見
(
み
)
る
其
(
その
)
甲板
(
かんぱん
)
からは、
一導
(
いちだう
)
の
探海電燈
(
サーチライト
)
の
光
(
ひかり
)
閃々
(
せん/\
)
と
天空
(
てんくう
)
を
照
(
てら
)
し、つゞいてサツとばかり、
其
(
その
)
眩
(
まば
)
ゆき
光
(
ひかり
)
を
我
(
わ
)
が
甲板
(
かんぱん
)
に
放
(
な
)
げると
共
(
とも
)
に、
滊笛
(
きてき
)
一二
聲
(
せい
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
惰氣滿々
(
だきまん/\
)
たる
此時
(
このとき
)
に、
南部
(
なんぶ
)
の
横穴
(
よこあな
)
の
方
(
かた
)
で、
坪井博士
(
つぼゐはかせ
)
は、一
聲
(
せい
)
高
(
たか
)
く。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
「おとつゝあは
何
(
なん
)
ちんだんべな」おつぎは
齒痒相
(
はがいさう
)
にいつて一
聲
(
せい
)
更
(
さら
)
に
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
願ふことはよもあるまじ然らば憑司は
疑
(
うたが
)
ひなきにあらじ依て
手錠
(
てぢやう
)
申付ると有ければ憑司は
戰々
(
わな/\
)
慄
(
ふる
)
ひ出し何か云んとする所だまれと一
聲
(
せい
)
叱
(
しか
)
られて
蹲踞
(
うづくまり
)
しぞ
笑止
(
せうし
)
なる又大岡殿は榊原家の
留守居
(
るすゐ
)
へ向はれ此度の一條
吟味懸
(
ぎんみがか
)
り三人の役人は其方へ
屹度
(
きつと
)
預け
追
(
おつ
)
て呼出すべしと
言渡
(
いひわた
)
されたり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“聲(
声
)”の解説
声(こえ、聲、en: voice)は、動物の発声器官から発せられる音である。本項ではヒトの口や喉から発せられる音(人声)について扱う。
(出典:Wikipedia)
聲
部首:⽿
17画
“聲”を含む語句
低聲
聲色
笑聲
鋭聲
大聲
一聲
聲音
高聲
音聲
聲高
假聲
御聲
鹽辛聲
名聲
小聲
呼聲
泣聲
喊聲
濁聲
猫撫聲
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