“喊聲”のいろいろな読み方と例文
新字:喊声
読み方割合
かんせい80.0%
さけびごゑ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに驅け付けた惡者の仲間が二人、三人、小屋の中に裏切つたお六と、錢形平次が居るものと早合點して、どつと喊聲かんせいをあげ乍ら、小屋の四方にまきへます。
それが汽車きしやとほるのをあふながら、一せいげるがはやいか、いたいけなのどたからせて、なんとも意味いみわからない喊聲かんせいを一しやう懸命けんめいほとばしらせた。するとその瞬間しゆんかんである。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ついではげしき喊聲さけびごゑ四方に起れり、師即ち我に近づき、わが導く間は汝恐るゝなかれといふ 一三三—一三五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)