“喊呼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんこ91.7%
カンコ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
動揺どよめき立ち、それと共に、敵の馬印、金御幣も、った奪った、と揉み合うばかり喊呼かんこしてやまなかったが、ここで、困る問題は
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
喊呼かんこして、翌る日は、京都へはいった。しかし、信長のやかたに近づくと、一人として、槍を杖にも、立って歩ける兵はなかった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
油幕ユマクノ四囲ニ枯柴カレシバヲ積ミ、火ヲ以テマズ巨鼠キョソ窒息チッソクセシメヨ。火ヲ見ナバ曹操自ラ迅兵ジンペイヲ率シテ協力シ、鼓声コセイ喊呼カンコニツツンデ馬超ヲ生捕リニセン。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)