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教
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をそ
ふりがな文庫
“
教
(
をそ
)” の例文
とその腫れた面を平氣で振り立てて、誰からか
教
(
をそ
)
はつて來たらしい文句を飽くまでも悟り濟ましたやうに得意然として言つてるぢやないか。
一家
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
だから
學校
(
がくかう
)
を
怠
(
なま
)
けては
不可
(
いけな
)
い、
從
(
したが
)
つて
教
(
をそ
)
はつた
事
(
こと
)
を
忘
(
わす
)
れては
不可
(
いけな
)
い、
但馬
(
たじま
)
の
圓山川
(
まるやまがは
)
の
灌
(
そゝ
)
ぐのも、
越後
(
ゑちご
)
の
信濃川
(
しなのがは
)
の
灌
(
そゝ
)
ぐのも、
船
(
ふね
)
ではおなじ
海
(
うみ
)
である。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
その晩八五郎は、お琴に
教
(
をそ
)
はつた通り、柳屋の庭木戸を押して、石燈籠を踏み臺に、二階の
欄干
(
てすり
)
をまたぎました。
銭形平次捕物控:294 井戸端の逢引
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
圖書館
(
としよかん
)
や
博物館
(
はくぶつかん
)
が
學校
(
がつこう
)
同樣
(
どうよう
)
に
日本國中
(
につぽんこくじゆう
)
到
(
いた
)
る
處
(
ところ
)
に
出來
(
でき
)
て、
學校
(
がつこう
)
において
先生
(
せんせい
)
から
學問
(
がくもん
)
を
教
(
をそ
)
はりながら、また
學校
(
がつこう
)
を
出
(
で
)
てから
皆
(
みな
)
さんが
自分
(
じぶん
)
で
圖書館
(
としよかん
)
や
博物館
(
はくぶつかん
)
へ
行
(
い
)
つて
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
その姉さんの
教
(
をそ
)
はつた先生などは、もつとひどいことをしてゐたさうで、「直立」なども、両手をまつ直ぐ右左へ「一」の字に上げさせて、その両方の手のひらへ
先生と生徒
(新字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
▼ もっと見る
それから
誰
(
たれ
)
に
教
(
をそ
)
はるともなく
次第
(
しだい
)
に
習
(
なら
)
ひ
覺
(
おぼ
)
えて、
去年
(
きよねん
)
あたりちよつとその
熱病期
(
ねつびやうき
)
だつたとも
言
(
い
)
へる。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
目下
(
めした
)
の者が、目上のお方さまに、お教へ申すと言ふやうな考へは、神様がお聞き届けになりません。教へる者は目上、
教
(
をそ
)
はる者は目下と、此が神の代からの掟で御座りまする。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
宜道
(
ぎだう
)
から
此
(
この
)
夢窓國師
(
むさうこくし
)
と
大燈國師
(
だいとうこくし
)
とは、
禪門
(
ぜんもん
)
中興
(
ちゆうこう
)
の
祖
(
そ
)
であると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を
教
(
をそ
)
はつたのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
マア
続
(
つゞ
)
いた事は西洋のお話もいたしましたが、まだ
落話
(
おとしばなし
)
はいたしませんと
申
(
まう
)
したら、
落話
(
おとしばなし
)
で
極
(
ごく
)
面白
(
おもしろ
)
い事があるから一
席
(
せき
)
教
(
をし
)
へて
上
(
あ
)
げようといふので、
教
(
をそ
)
はり
立
(
たて
)
のお話しでございます
西洋の丁稚
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なほ
昔
(
むかし
)
の
風俗
(
ふうぞく
)
や
生活
(
せいかつ
)
のあり
樣
(
さま
)
については、
詳
(
くは
)
しいことをこゝでお
話
(
はな
)
しする
時間
(
じかん
)
もなく、
皆
(
みな
)
さんが
歴史
(
れきし
)
の
本
(
ほん
)
や
他
(
ほか
)
の
先生
(
せんせい
)
から
教
(
をそ
)
はることゝ
思
(
おも
)
ひますから、
今日
(
けふ
)
はこれだけでよして
置
(
お
)
きます。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
教
常用漢字
小2
部首:⽁
11画
“教”を含む語句
教育
宗教
教訓
教唆
教会
教化
御教
基督教徒
教師
教授
教父
清教徒
宗教上
基督教
耶蘇教
宣教師
説教
女教師
教鞭
教室
...