“清教徒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ピューリタン30.8%
ピュリタン30.8%
ピユリタン23.1%
せいきょうと7.7%
ピユーリタン7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いやになるぜ、千種十次郎は紳士で人格者で清教徒ピューリタンだと言ってるじゃないか、その恋人が白粉臭い雌であってたまるものか」
笑う悪魔 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
その云う所によると、令嬢の教育を受けたミス何とか云う婦人の影響で、令嬢はある点では殆んど清教徒ピュリタンの様に仕込まれているのだそうであった。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
さうして何時までも女を恐れた。淫らな水郷に育つた私はかうして不思議にも清らかな清教徒ピユリタンとしての少年期を了つた。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
精神界においても、清教徒せいきょうととクェーカーとの生んだアメリカの精神的骨格には、まことに驚嘆すべきものがある。
日本のこころ (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
女王ゑりざべすノ治世ニ於テ、英国教会ノ制度礼儀ニ一大改革ヲ施スベキヲ主張スル一宗派起リ、教会ヲ清ムルヲ旨義トスルヨリ、コノ宗徒ハ自ラ称シテ『清教徒ピユーリタン』トイヘリ。