「いやになるぜ、千種十次郎は紳士で人格者で清教徒だと言ってるじゃないか、その恋人が白粉臭い雌であってたまるものか」
我々に近い歴史にも清教徒というのがありますが、これも自分でそう言ったのではなく、世の風習に染まないで厳格な道徳生活をしようという宗教改革者の一派に人があだ名としてつけたのです。
“清教徒(ピューリタン)”の解説
ピューリタン(en: Puritan)または、その日本語訳として清教徒(せいきょうと)は16世紀から17世紀にかけてイングランド王国で活動した改革派プロテスタントの総称。ローマ・カトリックの影響を取り除こうとしたエリザベス1世の宗教改革が不十分だとして、国教会のさらなる改革を訴える形で登場し、時に大きな社会運動を伴ったために、イギリスと初期アメリカの歴史(特に護国卿時代)に大きな影響を与えた。彼らの思想や行動原理はピューリタニズム(en: Puritanism、清教主義)と呼ばれる。名称は清潔、潔白などを表す「Purity」に由来し、転じて頑固者や潔癖者を意味するなど、本来は蔑称であった。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
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