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われわれ
ふりがな文庫
“
我々
(
われわれ
)” の例文
我々
(
われわれ
)
の
町
(
まち
)
に
話
(
はなし
)
の
面白
(
おもしろ
)
い、
知識
(
ちしき
)
のある
人間
(
にんげん
)
の
皆無
(
かいむ
)
なのは、
実
(
じつ
)
に
遺憾
(
いかん
)
なことじゃありませんか。これは
我々
(
われわれ
)
に
取
(
と
)
って
大
(
おおい
)
なる
不幸
(
ふこう
)
です。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
物体といふも
我々
(
われわれ
)
の意識現象を離れて、別に独立の実在を知り得るのではない。我々に与へられたる直接経験の事実は
唯
(
ただ
)
この意識現象あるのみである。
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
「
生意気
(
なまいき
)
をいうな。
我々
(
われわれ
)
がせっかく
見
(
み
)
つけた
狐
(
きつね
)
が、この
幕
(
まく
)
の中に
逃
(
に
)
げ
込
(
こ
)
んだから
探
(
さが
)
すのだ。
早
(
はや
)
く
狐
(
きつね
)
を
出
(
だ
)
せ。」
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「権利義務の関係がないからといっても、おじいさんの代まではいわゆる三代相恩の主君だったじゃないか?
我々
(
われわれ
)
が今日あるのもみな伯爵家のおかげだよ」
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
抑
(
そもそ
)
も
銃
(
じう
)
は
歩兵
(
ほへい
)
の
命
(
いのち
)
である。
軍人精神
(
ぐんじんせいしん
)
の
結晶
(
けつしやう
)
である。
歩兵
(
ほへい
)
にとつて
銃
(
じう
)
程
(
ほど
)
大事
(
だいじ
)
な
物
(
もの
)
はない。
場合
(
ばあひ
)
に
依
(
よ
)
つてはその
體
(
からだ
)
よりも
大事
(
だいじ
)
である。
譬
(
たと
)
へば
戰場
(
せんぢやう
)
に
於
(
おい
)
て
我々
(
われわれ
)
が
負傷
(
ふしやう
)
する。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
▼ もっと見る
ヸリヤム・ブレイクの
兄弟
(
きやうだい
)
がヸリヤムに
對
(
たい
)
してしたやうに。
君
(
きみ
)
はもう
我々
(
われわれ
)
には
用
(
よう
)
はないかも
知
(
し
)
れないけれど、
僕
(
ぼく
)
は
一
(
いつ
)
ぺん
君
(
きみ
)
に
逢
(
あ
)
ひたいと
思
(
おも
)
つてゐる。
逢
(
あ
)
つて
話
(
はな
)
したい。
「三つの宝」序に代へて
(旧字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
「それじゃ
我々
(
われわれ
)
偉
(
えら
)
い
方々
(
かたがた
)
が
何
(
なに
)
かものを
言
(
い
)
う
時
(
とき
)
でも
意見
(
いけん
)
を
出
(
だ
)
しちゃいけないぜ。」
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
それは
勿論
(
もちろん
)
、これは
我々
(
われわれ
)
だけの
話
(
はなし
)
だが、
彼
(
かれ
)
は
余
(
あま
)
り
尊敬
(
そんけい
)
をすべき
人格
(
じんかく
)
の
男
(
おとこ
)
では
無
(
な
)
いが、
術
(
じゅつ
)
に
掛
(
か
)
けてはまたなかなか
侮
(
あなど
)
られんと
思
(
おも
)
う。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
歸營
(
きえい
)
してから三
日目
(
かめ
)
の
朝
(
あさ
)
だつた。
中隊教練
(
ちうたいけうれん
)
が
濟
(
す
)
んで
一先
(
ひとま
)
づ
解散
(
かいさん
)
すると、
分隊長
(
ぶんたいちやう
)
の
高岡軍曹
(
たかをかぐんそう
)
は
我々
(
われわれ
)
を
銃器庫裏
(
ぢうきこうら
)
の
櫻
(
さくら
)
の
樹蔭
(
こかげ
)
に
連
(
つ
)
れて
行
(
い
)
つて、「
休
(
やす
)
めつ‥‥」と、
命令
(
めいれい
)
した。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
「
我々
(
われわれ
)
この
世界
(
せかい
)
。」
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
『しかし
我々
(
われわれ
)
は
随分酷
(
ずいぶんひど
)
い
田舎
(
いなか
)
に
引込
(
ひっこ
)
んだものさ、
残念
(
ざんねん
)
なのは、こんな
処
(
ところ
)
で
往生
(
おうじょう
)
をするのかと
思
(
おも
)
うと、ああ……。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
々
3画
“我々”で始まる語句
我々共
我々丈
我々計
我々性急