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大道
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だいだう
ふりがな文庫
“
大道
(
だいだう
)” の例文
東京の
路
(
みち
)
の様で無く、目まぐるしい程自動車や
其他
(
そのた
)
雑多な車の
行交
(
ゆきか
)
ふ
巴里
(
パリイ
)
の
大道
(
だいだう
)
を
巧
(
たくみ
)
に縫つて自動車を駆る滋野君の手腕は感服すべき物であつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
易者
(
えきしや
)
は
大道
(
だいだう
)
に
店
(
みせ
)
を
出
(
だ
)
して、
徃來
(
わうらい
)
の
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
を
一二錢
(
いちにせん
)
で
占
(
うら
)
なふ
人
(
ひと
)
と、
少
(
すこ
)
しも
違
(
ちが
)
つた
樣子
(
やうす
)
もなく、
算木
(
さんぎ
)
を
色々
(
いろ/\
)
に
並
(
なら
)
べて
見
(
み
)
たり、
筮竹
(
ぜいちく
)
を
揉
(
も
)
んだり
數
(
かぞ
)
へたりした
後
(
あと
)
で
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
夜店
(
よみせ
)
に、
大道
(
だいだう
)
にて、
鰌
(
どぢやう
)
を
割
(
さ
)
き、
串
(
くし
)
にさし、
付燒
(
つけやき
)
にして
賣
(
う
)
るを
關東燒
(
くわんとうやき
)
とて
行
(
おこな
)
はる。
蒲燒
(
かばやき
)
の
意味
(
いみ
)
なるべし。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
柳の木が並木とは云へないほどちらほらと植わつて居ます。大小路の東西十町の真中を十字形に通つた南北の
通
(
とほり
)
が
大道
(
だいだう
)
と云はれる所です。北は大和橋に続いて居ます。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
母親は能く居眠をしてゐる、父は何時も火鉢の傍で煙草を喫しながらゴボ/\
咳
(
せき
)
をしてゐる、芳坊は近所の男の子の仲間に入ツて、カン/\日の照付ける
大道
(
だいだう
)
で
砂塗
(
すなまぼし
)
になツて遊んでゐた。
昔の女
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
▼ もっと見る
たゞし
人目
(
ひとめ
)
がある。
大道
(
だいだう
)
へ
持出
(
もちだ
)
して、
一杯
(
いつぱい
)
でもあるまいから、
土間
(
どま
)
へ
入
(
はひ
)
つて、
框
(
かまち
)
に
堆
(
うづたか
)
く
崩
(
くづ
)
れつんだ
壁土
(
かべつち
)
の
中
(
なか
)
に、あれを
見
(
み
)
よ、
蕈
(
きのこ
)
の
生
(
は
)
えたやうな
瓶
(
びん
)
から、
逃腰
(
にげごし
)
で、
茶碗
(
ちやわん
)
で
呷
(
あふ
)
つた。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
両側の家の
軒燈
(
けんどう
)
のまたたいて居る
大道
(
だいだう
)
を、南へ南へと引いて行かれるのでした。
湊
(
みなと
)
の橋を渡りますと正面に見える大きい家で
鶏
(
にはとり
)
が
啼
(
な
)
きました。
何時
(
いつ
)
の
間
(
ま
)
にか私は母に
倚
(
よ
)
りかかつて眠りました。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
前衛:300メエトル 附け剣 前へ
大道
(
だいだう
)
散兵 熱心 激励
群馬
(
ぐんば
)
腋
(
わき
)
項
(
うなじ
)
褐色
銅色
(
どうしよく
)
気息
(
いき
)
づかひ
+
(
プラス
)
背嚢
(
はいなう
)
30キロ 警戒=大
秤量機
(
ひやうりやうき
)
鉄屑 貯金
筒
(
づつ
)
怯儒
(
きよだ
)
:3戦慄 号令 石 熱狂 敵 誘導物 敏捷 名誉
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
私
(
わたし
)
は
婦人
(
ふじん
)
と
婦人
(
ふじん
)
との
間
(
あひだ
)
を
拾
(
ひろ
)
つて、
密
(
そつ
)
と
大道
(
だいだう
)
の
夜氣
(
やき
)
に
頭
(
あたま
)
を
冷
(
ひや
)
さうとした。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“大道”の意味
《名詞》
(だいどう)幅の広い道路。
(だいどう)人として守るべき根本の道徳。
おおみち 参照。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“大道”で始まる語句
大道中
大道臼
大道店
大道芸人
大道芸
大道具
大道占
大道砥
大道餅
大道谷