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卒
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しゆつ
ふりがな文庫
“
卒
(
しゆつ
)” の例文
六年後、宗全と勝元相次いで
卒
(
しゆつ
)
し、義政もまた職を
義尚
(
よしひさ
)
に譲つたが、両軍は、尚ほ相対峙して、容易に戈を納めなかつた。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
(二三)
其傳
(
そのでん
)
に
曰
(
いは
)
く、
伯夷
(
はくい
)
・
叔齊
(
しゆくせい
)
は
(二四)
孤竹君
(
こちくくん
)
の二
子
(
し
)
也
(
なり
)
。
父
(
ちち
)
、
叔齊
(
しゆくせい
)
を
立
(
た
)
てんと
欲
(
ほつ
)
す。
父
(
ちち
)
卒
(
しゆつ
)
するに
及
(
およ
)
んで、
叔齊
(
しゆくせい
)
、
伯夷
(
はくい
)
に
讓
(
ゆづ
)
る。
伯夷
(
はくい
)
曰
(
いは
)
く、『
父
(
ちち
)
の
命
(
めい
)
也
(
なり
)
』と。
遂
(
つひ
)
に
逃
(
のが
)
れ
去
(
さ
)
る。
国訳史記列伝:01 伯夷列伝第一
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
文矦
(
ぶんこう
)
、
呉起
(
ごき
)
が
善
(
よ
)
く
兵
(
へい
)
を
用
(
もち
)
ひ・
(七五)
廉平
(
れんぺい
)
にして
能
(
のう
)
を
盡
(
つく
)
し
士
(
し
)
の
心
(
こころ
)
を
得
(
え
)
たるを
以
(
もつ
)
て、
乃
(
すなは
)
ち
以
(
もつ
)
て
西河
(
せいが
)
の
守
(
しゆ
)
と
爲
(
な
)
し、
以
(
もつ
)
て
秦
(
しん
)
・
韓
(
かん
)
を
拒
(
ふせ
)
がしむ。
魏
(
ぎ
)
の
文矦
(
ぶんこう
)
既
(
すで
)
に
卒
(
しゆつ
)
す。
起
(
き
)
、
其子
(
そのこ
)
武矦
(
ぶこう
)
に
事
(
つか
)
ふ。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
管仲
(
くわんちう
)
の
富
(
とみ
)
、
公室
(
こうしつ
)
に
(三二)
擬
(
ぎ
)
し、
(三三)
三
歸
(
き
)
反坫
(
はんてん
)
あり。
(三四)
齊人
(
せいひと
)
以
(
もつ
)
て
侈
(
おご
)
ると
爲
(
な
)
さず。
管仲
(
くわんちう
)
卒
(
しゆつ
)
す。
(三五)
齊國
(
せいこく
)
其政
(
そのまつりごと
)
に
遵
(
したが
)
つて、
常
(
つね
)
に
諸矦
(
しよこう
)
に
彊
(
つよ
)
かりき。
後
(
のち
)
百
餘年
(
よねん
)
にして
晏子
(
あんし
)
あり。
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
叔齊
(
しゆくせい
)
も
亦
(
また
)
立
(
た
)
つを
肯
(
がへ
)
んぜずして
之
(
これ
)
を
逃
(
のが
)
る。
國人
(
こくじん
)
、
其中子
(
そのちうし
)
を
立
(
た
)
つ。
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て、
伯夷
(
はくい
)
・
叔齊
(
しゆくせい
)
、
(二五)
西伯昌
(
せいはくしやう
)
善
(
よ
)
く
老
(
らう
)
を
養
(
やしな
)
ふと
聞
(
き
)
き、(曰ク)『
盍
(
なん
)
ぞ
往
(
ゆ
)
いて
歸
(
き
)
せざる』と。
至
(
いた
)
るに
及
(
およ
)
んで
西伯
(
せいはく
)
卒
(
しゆつ
)
す。
国訳史記列伝:01 伯夷列伝第一
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
“卒”の意味
《名詞》
(ソツ)下級の兵士。
(出典:Wiktionary)
卒
常用漢字
小4
部首:⼗
8画
“卒”を含む語句
何卒
卒業
軽卒
卒倒
匇卒
卒塔婆
卒然
卒中
匆卒
兵卒
卒直
卒去
輜重輸卒
喇叭卒
卒爾
獄卒
卒伍
士卒
卒気
怱卒
...