“西伯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいはく60.0%
せいはく40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから今でもこの山の頭は欠けており、また大山よりは大分低いのだということであります。(郷土研究二編。鳥取県西伯さいはく郡大山村)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
次いで伯耆ほうきは『伯耆志』に今の西伯さいはく郡大国村大字新庄の一字に土囲と呼ぶ地がある。これには空隍からぼりの跡がある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
天神川を幹流とする東の東伯とうはく、日野川を動脈とする西の西伯せいはく。その海岸線は、ほとんど直線で、港らしい港はなかった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
叔齊しゆくせいまたつをがへんぜずしてこれのがる。國人こくじん其中子そのちうしつ。ここおいて、伯夷はくい叔齊しゆくせい(二五)西伯昌せいはくしやうらうやしなふとき、(曰ク)『なんいてせざる』と。いたるにおよんで西伯せいはくしゆつす。