“西伯利”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
シベリア80.0%
シベリヤ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地中海へ日本の艦隊が出征するにつけて、西伯利シベリアの奥深く日本の陸軍が入込いりこむにつけて、何よりも困るのは日本人に附き物の食糧品の輸送である。
二葉亭の対露問題は多年の深い研究とした夙昔しゅくせきの抱負であったし、西伯利シベリアから満洲を放浪し、北京では中心舞台にや乗出していたし、実行家としてこそさしたる手腕を示しもせず
二葉亭追録 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
東方では支那に一つ、西伯利シベリヤに一つ、そして日本には男子と女子と別々に二つ建つてゐる、何れも北海道の山林の中に在つて、余り都会に近いところには無い。
トラピスト天使園の童貞 (新字旧仮名) / 三木露風(著)