西伯せいはく)” の例文
天神川を幹流とする東の東伯とうはく、日野川を動脈とする西の西伯せいはく。その海岸線は、ほとんど直線で、港らしい港はなかった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
叔齊しゆくせいまたつをがへんぜずしてこれのがる。國人こくじん其中子そのちうしつ。ここおいて、伯夷はくい叔齊しゆくせい(二五)西伯昌せいはくしやうらうやしなふとき、(曰ク)『なんいてせざる』と。いたるにおよんで西伯せいはくしゆつす。