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交渉
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かうせふ
ふりがな文庫
“
交渉
(
かうせふ
)” の例文
又
(
また
)
有力
(
いうりよく
)
なる
銀行團
(
ぎんかうだん
)
の
援助
(
ゑんじよ
)
を
求
(
もと
)
めることは、
充分
(
じうぶん
)
の
了解
(
れうかい
)
を
事實
(
じじつ
)
に
現
(
あらは
)
す
意味
(
いみ
)
に
於
(
おい
)
て
最
(
もつと
)
も
必要
(
ひつえう
)
と
考
(
かんが
)
へてクレデイツトの
設定
(
せつてい
)
の
交渉
(
かうせふ
)
を
開始
(
かいし
)
したのであるが
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
けれども、
小六
(
ころく
)
がさう
感
(
かん
)
じ
出
(
だ
)
したのは、つい
近頃
(
ちかごろ
)
の
事
(
こと
)
で、
實
(
じつ
)
を
云
(
い
)
ふと、
佐伯
(
さへき
)
との
交渉
(
かうせふ
)
が
始
(
はじ
)
まつて
以來
(
いらい
)
の
話
(
はなし
)
である。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
竹村
(
たけむら
)
と
奈美子
(
なみこ
)
との
交渉
(
かうせふ
)
もそれきりであつた。一
度
(
ど
)
遊
(
あそ
)
びに
来
(
く
)
るやうにと、
竹村
(
たけむら
)
はくれ/″\も
勧
(
すゝ
)
められた。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
村落
(
むら
)
の
西端
(
せいたん
)
に
僻在
(
へきざい
)
して
居
(
ゐ
)
る
彼
(
かれ
)
には
興味
(
きようみ
)
を
以
(
もつ
)
て
見
(
み
)
させる
一
(
ひと
)
つの
條件
(
でうけん
)
も
具
(
そな
)
へて
居
(
ゐ
)
なかつた。
只
(
たゞ
)
むつゝりとして
他人
(
たにん
)
に
訴
(
うつた
)
へることも
求
(
もと
)
めることもない
彼
(
かれ
)
は一
切
(
さい
)
村落
(
むら
)
との
交渉
(
かうせふ
)
がなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
處
(
ところ
)
で一
番
(
ばん
)
先
(
さき
)
に、
市
(
し
)
の
結核
(
けつかく
)
療養所
(
れうやうじよ
)
へ
交渉
(
かうせふ
)
して
見
(
み
)
たが、
寄留屆
(
きりうとゞけ
)
がしてないので
駄目
(
だめ
)
だつた。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
▼ もっと見る
何
(
なん
)
にしろ
人力車
(
じんりきしや
)
はすくなからず
情事
(
じやうじ
)
に
交渉
(
かうせふ
)
を
持
(
も
)
つたに
相違
(
さうゐ
)
ない。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
彼等
(
かれら
)
の
生活
(
せいくわつ
)
は
廣
(
ひろ
)
さを
失
(
うし
)
なふと
同時
(
どうじ
)
に、
深
(
ふか
)
さを
増
(
ま
)
して
來
(
き
)
た。
彼等
(
かれら
)
は六
年
(
ねん
)
の
間
(
あひだ
)
世間
(
せけん
)
に
散漫
(
さんまん
)
な
交渉
(
かうせふ
)
を
求
(
もと
)
めなかつた
代
(
かは
)
りに、
同
(
おな
)
じ六
年
(
ねん
)
の
歳月
(
さいげつ
)
を
擧
(
あ
)
げて、
互
(
たがひ
)
の
胸
(
むね
)
を堀ほ》り
出
(
だ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
たゞ
人間
(
にんげん
)
として
生息
(
せいそく
)
する
以外
(
いぐわい
)
に、
何
(
なん
)
の
交渉
(
かうせふ
)
も
利害
(
りがい
)
もないのだと
考
(
かんが
)
へる
樣
(
やう
)
になつてきた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“交渉”の解説
交渉(こうしょう、en: negotiation)とは、合意に到達することを目指して討議すること。
(出典:Wikipedia)
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
渉
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“交渉”で始まる語句
交渉事
交渉方
交渉済
交渉点