中学ちゅうがく)” の例文
旧字:中學
「なくなることはない。たかくなっても、おまえ中学ちゅうがくがるときにはってやるから、心配しんぱいしなくていい。」と、おとうさんは、いわれたのでした。
正二くんの時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ドクトル、アンドレイ、エヒミチ、ラアギンは風変ふうがわりな人間にんげんで、青年せいねんころにははなはだ敬虔けいけんで、宗教上しゅうきょうじょうてようと、千八百六十三ねん中学ちゅうがく卒業そつぎょうするとぐ、神学大学しんがくだいがくろうとけっした。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
二人ふたりは、途中とちゅうで、みぎひだりわかれました。哲夫てつおは、また中学ちゅうがく入学試験にゅうがくしけんにきていた不幸ふこう少年しょうねんおもしたのです。
中学へ上がった日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あたらしく中学ちゅうがく教師きょうしとなったエスは、おけのむすこの秀吉ひできちを、どういうものかきでありませんでした。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
いま、正吉しょうきちさんは、中学ちゅうがくの二年生ねんせいで、吉雄よしおさんは、今年ことし中学ちゅうがくえてうえ学校がっこうはいったのであります。
幼き日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「あれは、おまえなどの時計とけいではない。中学ちゅうがくがるとき、いい腕時計うでどけいってやるから。」
正二くんの時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「これで、七、八ねんちましょう。」と、植木屋うえきやつくりながらいったのをいたとき、そのころには、孝二こうじは、中学ちゅうがく卒業そつぎょうするであろうし、自分じぶんは、きているかどうか
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)
となりゆうちゃんがきて、かんぶなをりにいかないかとさそった。ゆうちゃんは、中学ちゅうがくの三年生ねんせいだ。
ある少年の正月の日記 (新字新仮名) / 小川未明(著)
中学ちゅうがくがるときにってあげます。いまのうちはいりません。」というご返事へんじでした。
正二くんの時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ふつうならば、高等小学こうとうしょうがくか、中学ちゅうがくねんへでもはいっているとしごろでした。どうしてばかになったんだろうとおもうと、みなみは、なんだかいじらしいがして、わらわれなくなりました。
写生に出かけた少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
りょうちゃんは、いま中学ちゅうがくの一年生ねんせいです。ある学校がっこうからかえると、おかあさんにかって
少年の日二景 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、おじいさんも達者たっしゃであれば、孝二こうじは、じきに中学ちゅうがく卒業そつぎょうするのでした。
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)
その子供こどもが、中学ちゅうがくがるころのこと、みちあるいていると、荷車にぐるまく、つよそうな若者わかものあいました。ふとかおをあわせると、いつか病院びょういんで、うでらなければぬといわれた少年しょうねんでした。
きつねをおがんだ人たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
ぼくは、中学ちゅうがくはいったけれど、ついていけるか心配しんぱいなんだよ。」
中学へ上がった日 (新字新仮名) / 小川未明(著)