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上陸
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じょうりく
ふりがな文庫
“
上陸
(
じょうりく
)” の例文
汽船
(
きせん
)
がこの
島
(
しま
)
に
着
(
つ
)
きました。その
船
(
ふね
)
には、
一人
(
ひとり
)
の
大金持
(
おおがねも
)
ちが
乗
(
の
)
っていましたが、
上陸
(
じょうりく
)
すると、
庭園
(
ていえん
)
の
主人
(
しゅじん
)
のところにやってきました。
花咲く島の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
百年ばかりまえに、リビア人の
帆船
(
はんせん
)
からマルメーに
上陸
(
じょうりく
)
した、あわれな
移住
(
いじゅう
)
ネズミの
夫婦
(
ふうふ
)
がその
先祖
(
せんぞ
)
になっているのです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
だれもうたがおうとしない
態度
(
たいど
)
を見ると、先生は、
上陸
(
じょうりく
)
第一歩で今日の目的をはっきりさせるべきだったと思った。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
とうとう
機関
(
きかん
)
が運転を止めて、いかりづなはおかに投げられた。そしてわたしたちはロンドンに
上陸
(
じょうりく
)
した。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
先生は
毫
(
ごう
)
も平日と
異
(
こと
)
なることなく、予が
飲食
(
いんしょく
)
起臥
(
きが
)
の末に至るまで、力を
尽
(
つく
)
しこれを
扶
(
たす
)
け、また
彼地
(
かのち
)
に
上陸
(
じょうりく
)
したる後も、
通弁
(
つうべん
)
その他、先生に
依頼
(
いらい
)
して
便宜
(
べんぎ
)
を得たること
頗
(
すこぶ
)
る多ければなり。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
▼ もっと見る
金持
(
かねも
)
ちは、どこへゆこうというあてもなかったから、
A港
(
エーみなと
)
にゆくことにしました。ある
日
(
ひ
)
、
船
(
ふね
)
は、その
港
(
みなと
)
についたので、
金持
(
かねも
)
ちは、
上陸
(
じょうりく
)
しました。
船でついた町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
見れば、
渡
(
わた
)
り鳥が
飛
(
と
)
んでいます。その鳥たちは遠い外国から飛んできて、バルト海をこえ、スミューエ
岬
(
みさき
)
に
上陸
(
じょうりく
)
して、いましも北をさして飛んでいくところだったのです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
こうしてわたしがイギリスへ
上陸
(
じょうりく
)
したとき、あれほどの
愛情
(
あいじょう
)
を感じていた全家族はわたしに
背中
(
せなか
)
を向けた。たった一人赤んぼうのケートが、わたしのかまうことを
許
(
ゆる
)
した。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
二人
(
ふたり
)
は、
珍
(
めずら
)
しいものが
手
(
て
)
にはいると、いろいろな
国
(
くに
)
の
都
(
みやこ
)
へ、どことはかぎらずに、
船
(
ふね
)
の
便宜
(
べんぎ
)
によって
上陸
(
じょうりく
)
しました。
汽船の中の父と子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「さてどちらへ出かけよう」わたしはフランスへ
上陸
(
じょうりく
)
するとこう言った。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
三
人
(
にん
)
は、いつまでもこうしていては、
助
(
たす
)
からないと
思
(
おも
)
いましたから、
命
(
いのち
)
がけの
冒険
(
ぼうけん
)
をする
気
(
き
)
で、十
分
(
ぶん
)
注意
(
ちゅうい
)
しながら、
岩
(
いわ
)
と
岩
(
いわ
)
の
間
(
あいだ
)
をこいで、その
島
(
しま
)
に
上陸
(
じょうりく
)
しました。
南方物語
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある
年
(
とし
)
の
初夏
(
しょか
)
のころ、
彼
(
かれ
)
は、ついに
海
(
うみ
)
を
渡
(
わた
)
って、あちらにあった
大島
(
おおしま
)
に
上陸
(
じょうりく
)
しました。
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
上陸
(
じょうりく
)
すると、すぐに、
彼
(
かれ
)
の
部隊
(
ぶたい
)
は、
前線
(
ぜんせん
)
に
出動
(
しゅつどう
)
を
命
(
めい
)
ぜられました。そこでは、
激
(
はげ
)
しい
戦闘
(
せんとう
)
が
開始
(
かいし
)
された。
大砲
(
たいほう
)
の
音
(
おと
)
は
山野
(
さんや
)
を
圧
(
あっ
)
し、
銃弾
(
じゅうだん
)
は、一
本
(
ぽん
)
残
(
のこ
)
さず
草
(
くさ
)
を
飛
(
と
)
ばして
雨
(
あめ
)
のごとく
降
(
ふ
)
り
注
(
そそ
)
いだ。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
陸
常用漢字
小4
部首:⾩
11画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟