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つじだう
ふりがな文庫
“つじだう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
辻堂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辻堂
(逆引き)
ところで、子供達がよく遊んでゐる
辻堂
(
つじだう
)
の見える角まで来たとき、良寛さんは、自分がうつかりしてゐたことに気づいた。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
処
(
ところ
)
で、
私
(
わたし
)
が、お
浦
(
うら
)
を
救
(
すく
)
ふ
道
(
みち
)
として、
進
(
すゝ
)
むべき
第一歩
(
だいいつぽ
)
は、
何処
(
どこ
)
でも
可
(
い
)
い、
小家
(
こいへ
)
を
一軒
(
いつけん
)
探
(
さが
)
す
事
(
こと
)
だ。
小家
(
こや
)
でも
可
(
いゝ
)
、
辻堂
(
つじだう
)
、
祠
(
ほこら
)
でも
構
(
かま
)
はん、
何
(
なん
)
でも
人
(
ひと
)
の
居
(
ゐ
)
ない
空屋
(
あきや
)
が
望
(
のぞ
)
みだ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
流
(
ながれ
)
には
斧
(
をの
)
の
響
(
ひゞき
)
、
木
(
き
)
の
葉
(
は
)
には
鑿
(
のみ
)
の
音
(
おと
)
、
白
(
しろ
)
い
蝙蝠
(
かはほり
)
、
赤
(
あか
)
い
雀
(
すゞめ
)
が、
麓
(
ふもと
)
の
里
(
さと
)
を
彩
(
いろど
)
つて、
辻堂
(
つじだう
)
の
中
(
うち
)
などは
霞
(
かすみ
)
が
掛
(
かゝ
)
つて、
花
(
はな
)
の
彫物
(
ほりもの
)
をして
居
(
ゐ
)
やうとまで、
信
(
しん
)
じて
居
(
ゐ
)
たのが、
恋
(
こひ
)
しい
婦
(
をんな
)
と
一所
(
いつしよ
)
に
来
(
き
)
たゝめ
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
そこで良寛さんは、
辻堂
(
つじだう
)
の
傍
(
かたはら
)
に腰をおろして
憩
(
やす
)
んだ。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
男
(
をとこ
)
が
呼吸
(
いき
)
を
詰
(
つ
)
めた
途端
(
とたん
)
に、
立留
(
たちど
)
まつた
坂
(
さか
)
の
下
(
お
)
り
口
(
くち
)
。……
病院下
(
びやうゐんした
)
の
三
(
み
)
ツ
角
(
かど
)
は、
遺失
(
おと
)
すくらゐか、
路傍
(
みちばた
)
に
手紙
(
てがみ
)
をのせて
來
(
き
)
ても、
戀
(
こひ
)
の
宛名
(
あてな
)
に
屆
(
とゞ
)
きさうな、
塚
(
つか
)
、
辻堂
(
つじだう
)
、
賽
(
さい
)
の
神
(
かみ
)
、
道陸神
(
だうろくじん
)
のあとらしい
所
(
ところ
)
である。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
落着
(
おちつ
)
いて
相談
(
さうだん
)
と? ……
此
(
こ
)
の
上
(
うへ
)
何
(
なん
)
の
相談
(
さうだん
)
を
為
(
す
)
るんです。お
浦
(
うら
)
を
救
(
すく
)
ふのには
一刻
(
いつこく
)
を
争
(
あらそ
)
ふ、
寸秒
(
すんべう
)
を
惜
(
をし
)
む。
早速
(
さつそく
)
さあ、
人
(
ひと
)
の
居
(
ゐ
)
ない
小家
(
こや
)
、
辻堂
(
つじだう
)
、
祠
(
ほこら
)
、
何
(
なん
)
でも
構
(
かま
)
はん、
其処
(
そこ
)
へ
行
(
ゆ
)
かう。
行
(
い
)
つて
直
(
す
)
ぐに
仕事
(
しごと
)
にかゝる。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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