“第一歩”の読み方と例文
読み方割合
だいいつぽ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身代みがはりざうつくれとふ。あへ黄金こがねめ、やまくづせ、とめいずるのではいから、前途ぜんと光明くわうめいかゞやいて、こゝろあきらかにかれすくみち第一歩だいいつぽ辿たどた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ところで、わたしが、おうらすくみちとして、すゝむべき第一歩だいいつぽは、何処どこでもい、小家こいへ一軒いつけんさがことだ。小家こやでもいゝ辻堂つじだうほこらでもかまはん、なんでもひとない空屋あきやのぞみだ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)