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『長谷川君と余』
ふりがな文庫
『
長谷川君と余
(
はせがわくんとよ
)
』
長谷川君と余は互に名前を知るだけで、その他には何の接触もなかった。余が入社の当時すらも、長谷川君がすでにわが朝日の社員であるという事を知らなかったように記憶している。それを知り出したのは、どう云う機会であったか今は忘却してしまった。とにかく …
著者
夏目漱石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「朝日新聞」1909(明治42)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
捕
(
つら
)
己
(
おのれ
)
側
(
がわ
)
有難
(
ありがと
)
前
(
ぜん
)
通
(
つう
)
汚
(
きたな
)
赤裸
(
はだか
)
己惚
(
うぬぼれ
)
敵
(
かな
)
暇乞
(
いとまごい
)
家
(
いえ
)
襲
(
つ
)
怠
(
なま
)
政客
(
せいきゃく
)
中年
(
ちゅうねん
)
自
(
おのずか
)
出
(
だ
)
無粋
(
ぶいき
)
食
(
は
)
物集
(
もずめ
)
異
(
こと
)
所為
(
しょい
)
質
(
たち
)
茣蓙
(
ござ
)
認
(
したた
)
角張
(
かくば
)
見当
(
けんとう
)
逢
(
あ
)
艶
(
つや
)
自
(
みずか
)
肩幅
(
かたはば
)
端書
(
はがき
)
窓際
(
まどぎわ
)
矯
(
た
)
露都
(
ろと
)
鼠色
(
ねずみいろ
)
鳥居
(
とりい
)
魁偉
(
かいい
)
骨骼
(
こっかく
)
風韻
(
ふういん
)
風丰
(
ふうぼう
)
顧慮
(
こりょ
)
顎
(
あご
)
頑丈
(
がんじょう
)
音信
(
たより
)
面影
(
おもかげ
)
趨勢
(
すうせい
)
隔
(
へだ
)
陋悪
(
ろうあく
)
阿部
(
あべ
)
野暮
(
やぼ
)
重
(
おも
)
醇々
(
じゅんじゅん
)
遺憾
(
いかん
)
逼
(
せま
)
池辺
(
いけべ
)
這入
(
はい
)
身体
(
からだ
)
北国
(
ほっこく
)
強
(
し
)
容子
(
ようす
)
家
(
うち
)
娓々
(
びび
)
固
(
もと
)
団扇
(
うちわ
)
呻吟
(
しんぎん
)
呂音
(
りょおん
)
午餐
(
ごさん
)
後
(
あと
)
利
(
き
)
冥々
(
めいめい
)
冗談
(
じょうだん
)
入
(
い
)
克己
(
こっき
)
作物
(
さくぶつ
)
住居
(
すまい
)
伽藍
(
がらん
)
主筆
(
しゅひつ
)
昨日
(
きのう
)
痕迹
(
こんせき
)
牢
(
ろう
)
漠然
(
ばくぜん
)
洒落
(
しゃれ
)
洋机
(
テーブル
)
気色
(
けしき
)
毫
(
ごう
)
未知
(
みち
)
昵懇
(
じっこん
)
癖
(
くせ
)
文壇
(
ぶんだん
)
据
(
す
)
挨拶
(
あいさつ
)
拭
(
ふ
)
懸
(
か
)
懊悩
(
おうのう
)
慰藉
(
いしゃ
)
愚
(
ぐ
)
御訪
(
おたず
)