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克己
ふりがな文庫
“克己”の読み方と例文
読み方
割合
こっき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こっき
(逆引き)
しかもその修養のうちには、自制とか
克己
(
こっき
)
とかいういわゆる漢学者から受け
襲
(
つ
)
いで、
強
(
し
)
いて
己
(
おのれ
)
を
矯
(
た
)
めた
痕迹
(
こんせき
)
がないと云う事を発見した。
長谷川君と余
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
黙々たる
田舎
(
いなか
)
で、善良な誠実な心の人々が、その平凡な一生の間、りっぱな思想を胸にいだき、日々の
克己
(
こっき
)
をつとめてる——それこそ
ジャン・クリストフ:09 第七巻 家の中
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
また、その
克己
(
こっき
)
と、戦いの
艱苦
(
かんく
)
とをくらべれば、戦火のごときも、物の数ではない。いかに烈しかろうと、人と人との戦いだというに尽きる。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
克己(こっき)の例文をもっと
(14作品)
見る
“克己”の意味
《名詞》
自分の感情や欲望などに自身の力で打ち勝つこと。
(出典:Wiktionary)
克
常用漢字
中学
部首:⼉
7画
己
常用漢字
小6
部首:⼰
3画
“克己”で始まる語句
克己心
克己力
克己復礼
検索の候補
克己心
克己力
克己復礼
“克己”のふりがなが多い著者
羽仁もと子
吉川英治
ロマン・ロラン
パウル・トーマス・マン
新渡戸稲造
丘浅次郎
夏目漱石