“こっき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
克己73.7%
黒気15.8%
国旗5.3%
黒旗5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黙々たる田舎いなかで、善良な誠実な心の人々が、その平凡な一生の間、りっぱな思想を胸にいだき、日々の克己こっきをつとめてる——それこそ
いや射たと思われたのに——一どう黒気こっきが矢をも高廉の影をも、墨のごとく吹きつつんでしまっていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
白瀬大尉しらせたいいや、アムンゼンや、シャツルトンらの探検たんけんした南極なんきょくや、北極ほっきょくには、いつも三十メートル以上いじょう暴風ぼうふういているそうだ。その氷原ひょうげん探検隊たんけんたいは、自分じぶんたちの国旗こっきをたてたんだ。
台風の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
黒旗こっきの船列は、呂虔りょけんの陣。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)