角度かくど)” の例文
ばいでもむかしいま角度かくど幾分いくぶん相違そういしてゐるようですし、赤貝あかゞひでもせんかずすこかはつてゐるといふようなことが、貝塚かひづか貝殼かひがら調しらべてればわかります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
宗助そうすけなん工夫くふうかずに、ちながら、むかふの窓側まどぎはゑてあるかゞみうらはすながめた。すると角度かくど具合ぐあひで、其所そこ御米およね襟元えりもとから片頬かたほゝうつつてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
あとで、近所きんじよでも、たれ一人ひとりばらしいむれ風説うはさをするもののなかつたのをおもふと、渠等かれらは、あらゆるひとから、不可思議ふかしぎ角度かくどれて、たくみいつつたのであらうもれぬ。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
この衝角しやうかくつね甲鐵艦かうてつかんまた巡洋艦等じゆんやうかんとう裝置さうちされたものとはいたことなりて、そのかたち三尖形さんせんけいきはめて鋭利えいりなる角度かくどいうし、てい前方ぜんぽう十七ヒート以上いじやう突出とつしゆつして、その鋭利えいりなる三尖衝角さんせんしやうかく艇内發動機ていないはつどうき作用さようにて
角度かくどきうまがつて、はしときおもはれよ。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)