“かくど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
赫怒45.8%
嚇怒43.8%
角度10.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赫怒かくどして孫堅に名のりかけ、烈戦二十余合、火をとばしたが、孫堅はあくまでつかれた色も見せず、たちまち趙弘を斬って捨てた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
悟空には、嚇怒かくどはあっても苦悩はない。歓喜はあっても憂愁ゆうしゅうはない。彼が単純にこの生を肯定こうていできるのになんの不思議もない。
宗助そうすけなん工夫くふうかずに、ちながら、むかふの窓側まどぎはゑてあるかゞみうらはすながめた。すると角度かくど具合ぐあひで、其所そこ御米およね襟元えりもとから片頬かたほゝうつつてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)