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臣
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おみ
ふりがな文庫
“
臣
(
おみ
)” の例文
明けくれば 国のかためを 身もあらに
瞑想
(
おも
)
ひこらしつ
天皇
(
すめらぎ
)
の ま
幸
(
さき
)
く
坐
(
ま
)
せと
臣
(
おみ
)
なべて 和ぐ日をや 民なべて
足
(
た
)
らふ時を
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
姓
(
せい
)
は
元來
(
ぐわんらい
)
身分
(
みぶん
)
の
分類
(
ぶんるゐ
)
で、
例
(
たと
)
へば
臣
(
おみ
)
、
連
(
むらじ
)
、
宿禰
(
すくね
)
、
朝臣
(
あそん
)
などの
類
(
るゐ
)
であり、
氏
(
うぢ
)
は
家系
(
かけい
)
の
分類
(
ぶんるゐ
)
で、
例
(
たと
)
へば
藤原
(
ふじはら
)
、
源
(
みなもと
)
、
平
(
たひら
)
、
菅原
(
すがはら
)
、
紀
(
き
)
などの
類
(
るゐ
)
である。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
保守派たる大貴族は破れた。天武天皇は逆転せる大化改新を再び復興し、新しく爵位を制定することによって古来の
臣
(
おみ
)
連
(
むらじ
)
を貴族の最下位に落とした。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
同母弟
(
いろせ
)
大
長谷
(
はつせ
)
の王子
三
のために、
坂本
(
さかもと
)
の
臣
(
おみ
)
等が
祖
(
おや
)
根
(
ね
)
の臣を、
大日下
(
おほくさか
)
の王
四
のもとに遣して、詔らしめたまひしくは
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
臣
(
おみ
)
、
連
(
むらじ
)
、
国造
(
くにのみやつこ
)
、
県主
(
あがたぬし
)
など、勢力のある氏の
長
(
をさ
)
が、土地人民を私有してゐたので、天皇は、氏の長を率ゐて居られるだけで、直接の御領地以外は、人民全体から、税なども
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
▼ もっと見る
この
御酒
(
みき
)
や
臣
(
おみ
)
もささげて醉ひにけりゆるしたばりて歌ひけりのどに
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
陛下の御代の
臣
(
おみ
)
たちよ
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ここに
大伴
(
おほとも
)
の
連
(
むらじ
)
等が祖
道
(
みち
)
の
臣
(
おみ
)
の命、
久米
(
くめ
)
の
直
(
あたへ
)
等が祖
大久米
(
おほくめ
)
の命二人、
兄宇迦斯
(
えうかし
)
を
召
(
よ
)
びて、
罵
(
の
)
りていはく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
この
御酒
(
みき
)
や
臣
(
おみ
)
もささげて酔ひにけりゆるしたばりて歌ひけりのどに
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
高光る
日嗣
(
ひつぎ
)
の
皇子
(
みこ
)
厩戸
(
うまやど
)
の
聖
(
ひじり
)
の
王
(
おほぎみ
)
険
(
けは
)
し世に
生
(
あ
)
れましまして はらからと
憑
(
たの
)
む
臣
(
おみ
)
らが 由々しくも 惑へるなかに いかさまに 嘆きませるか
畏
(
かしこ
)
くも 斑鳩の里 うち日さす
宮居
(
みやい
)
さだめて 飛ぶ鳥の
明日香
(
あすか
)
のみ代ゆ あかつきの 道うちひらくと 夢殿に ひとりこもらせ 夕されば
法
(
のり
)
のきはみを
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
かれこの
口子
(
くちこ
)
の
臣
(
おみ
)
、この御歌を白す時に、大雨降りき。ここにその雨をも
避
(
さ
)
らず、前つ
殿戸
(
とのど
)
にまゐ伏せば、
後
(
しり
)
つ戸に違ひ出でたまひ、後つ殿戸にまゐ伏せば、前つ戸に違ひ出でたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
續
(
つづ
)
いて
丸邇
(
わに
)
の
臣
(
おみ
)
クチコを遣して、御歌をお送りになりました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
鮪
(
しび
)
を突く
鮪
(
しび
)
の
臣
(
おみ
)
よ。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
意富
(
おお
)
の
臣
(
おみ
)
・
小子部
(
ちいさこべ
)
の連・坂合部の連・火の君・
大分
(
おおきた
)
の君・
阿蘇
(
あそ
)
の君・筑紫の
三家
(
みやけ
)
の連・
雀部
(
さざきべ
)
の臣・雀部の
造
(
みやつこ
)
・
小長谷
(
おはつせ
)
の造・
都祁
(
つげ
)
の
直
(
あたえ
)
・
伊余
(
いよ
)
の國の造・
科野
(
しなの
)
の國の造・道の奧の
石城
(
いわき
)
の國の造・
常道
(
ひたち
)
の仲の國の造・
長狹
(
ながさ
)
の國の造・伊勢の
船木
(
ふなき
)
の直・尾張の
丹羽
(
にわ
)
の臣・島田の臣等の祖先です。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
“臣”の解説
臣(おみ)は、ヤマト王権で使われていた姓(かばね)の一つで、姓の中では連と並んで高位に位置していた。古くは使主とも表記される。語源には諸説あるが、身体ならびに人格を意味する「ミ」に指小辞の「オ」をつけたもの(すなわち「小身」)とする説が有力である。『日本書紀』などの官撰史書では、臣姓の多くを継体天皇以前の天皇から別れ出た氏族とする。また、有力七氏族は系譜上武内宿禰を共通の祖としている。
(出典:Wikipedia)
臣
常用漢字
小4
部首:⾂
7画
“臣”を含む語句
大臣
朝臣
陪臣
家臣
中臣志斐媼
老臣
大臣殿
大臣家
内大臣
寵臣
太政大臣
臣下
中臣
蘇我臣
忠臣蔵
右大臣
儒臣
臣等
中臣寿詞
忠臣
...