“老臣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろうしん60.0%
らうしん20.0%
おとな20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老臣ろうしんふねうえで、よるになればそら星影ほしかげあおいでふねのゆくえをり、またあさになれば太陽たいようのぼるのをてわずかに東西南北とうざいなんぼくをわきまえたのであります。
不死の薬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
こゝに又佐々木靱負は日野大納言殿に仕へ同勤どうきん安田平馬と申合せ稻葉家の老臣らうしん稻葉勘解由を十分にあざむき大金をかすめ取安田と兩人分取わけどりになし其金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
老臣おとなは、しぶりながらも、家中なかへはいって行った。闇太郎は、あたりを眺めまわすように
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)