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せいめい
ふりがな文庫
“
姓名
(
せいめい
)” の例文
「では、この
試合
(
しあい
)
の
部門
(
ぶもん
)
に、なにびとがなんの
立合
(
たちあ
)
いにご
出場
(
しゅつじょう
)
になるか、
流名
(
りゅうめい
)
とご
姓名
(
せいめい
)
とを、
正直
(
しょうじき
)
にお書き入れねがいとうござる」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
藤田東湖が『瓢兮』の詩の中に曰く、『
夭壽
(
えうじゆ
)
有
レ
命
めいあり
非
二
汝罪
一
なんぢのつみにあらず
。
姓名
(
せいめい
)
且
(
かつ
)
附
二
驥尾
一
傳
きびにふしてつたう
』
酒に死せる押川春浪
(旧字旧仮名)
/
大町桂月
(著)
わが
輩
(
はい
)
はこれについて一
言
(
げん
)
辯
(
べん
)
じて
置
(
お
)
きたい。
年紀
(
ねんき
)
は
時間
(
じかん
)
を
測
(
はか
)
る
基準
(
きじゆん
)
の
問題
(
もんだい
)
である。これは
國號
(
こくがう
)
、
姓名
(
せいめい
)
などの
固有名
(
こゆうめい
)
の
問題
(
もんだい
)
とは
全然
(
ぜん/″\
)
意味
(
いみ
)
が
違
(
ちが
)
ふ。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
おれらは
姓名
(
せいめい
)
を告げて、一部始終を話したら、ともかくも警察まで来いと云うから、警察へ行って、署長の前で事の
顛末
(
てんまつ
)
を述べて下宿へ帰った。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
今一
(
いまひと
)
つ、
私
(
わたくし
)
は松島
海軍大佐
(
かいぐんたいさ
)
なる
姓名
(
せいめい
)
を
耳
(
みゝ
)
にして、
忽
(
たちま
)
ち
小膝
(
こひざ
)
をポンと
叩
(
たゝ
)
いたよ。
讀者
(
どくしや
)
諸君
(
しよくん
)
!
松島海軍大佐
(
まつしまかいぐんたいさ
)
とは
誰
(
たれ
)
であらう?
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
自分の
姓名
(
せいめい
)
と生年月日とを
認
(
したた
)
め、これに現在の職業を書き加えて、他に発展の
途
(
みち
)
を講じたいが、何をなしたらよかろうかと、あたかも
卜者
(
ぼくしゃ
)
に
尋
(
たず
)
ねるがごとき信書がくる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
見られ願人憑司同人妻早相手傳吉同人妻專舅與惣次村役の者喜兵衞勘右衞門榊原家來半右衞門同じく
吟味役
(
ぎんみやく
)
小野寺源兵衞川崎金右衞門留守居清水十郎左衞門と一々
姓名
(
せいめい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「拙者は昨夜參つた者だが——
姓名
(
せいめい
)
は申すわけに參らぬ——。昨夜の約束の品を受取り度い」
銭形平次捕物控:155 仏像の膝
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
〔評〕長兵京師に
敗
(
やぶ
)
る。木戸公は岡部氏に
寄
(
よ
)
つて
禍
(
わざはい
)
を
免
(
まぬか
)
るゝことを得たり。
後
(
のち
)
丹波に
赴
(
おもむ
)
き、
姓名
(
せいめい
)
を
變
(
か
)
へ、
博徒
(
ばくと
)
に
混
(
まじ
)
り、
酒客
(
しゆかく
)
に
交
(
まじは
)
り、以て時勢を
窺
(
うかゞ
)
へり。南洲は
浪華
(
なには
)
の某樓に
寓
(
ぐう
)
す。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
『それで
姓名
(
せいめい
)
は‥‥』
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
况
(
いは
)
んや
若
(
も
)
しも
歐米流
(
おうべいりう
)
に
姓名
(
せいめい
)
を
轉倒
(
てんたふ
)
するときは、こゝに
覿面
(
てきめん
)
に
起
(
おこ
)
る
難問
(
なんもん
)
がある。それは
過去
(
くわこ
)
の
歴史的人物
(
れきしてきじんぶつ
)
を
呼
(
よ
)
ぶ
時
(
とき
)
に
如何
(
いか
)
にするかといふ
事
(
こと
)
である。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
巽小文治
(
たつみこぶんじ
)
や
鞍馬
(
くらま
)
の
竹童
(
ちくどう
)
も、そのことばについてじゅんじゅんに
姓名
(
せいめい
)
を明かしていくと、
最初
(
さいしょ
)
に、
幕
(
まく
)
のかげから
手招
(
てまね
)
きした
可児才蔵
(
かにさいぞう
)
もそれへきて話しかけ、
酒
(
さけ
)
をのんでいた
侍
(
さむらい
)
も
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
浪人の
姓名
(
せいめい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
過去
(
くわこ
)
の
人
(
ひと
)
は
姓名
(
せいめい
)
を
順位
(
じゆんゐ
)
にならべ、
現在
(
げんざい
)
の
人
(
ひと
)
は
逆轉
(
ぎやくてん
)
してならべるといふが
如
(
ごと
)
きは
勿論
(
もちろん
)
不合理
(
ふがふり
)
であるばかりでなく、
實際
(
じつさい
)
においてその
取扱
(
とりあつか
)
ひ
方
(
かた
)
に
窮
(
きう
)
することになる。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
胡服
(
こふく
)
を
禁
(
きん
)
じ、
姓名
(
せいめい
)
を
漢式
(
かんしき
)
にした。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
“姓名”の意味
《名詞》
姓 名(せいめい)
名字と名。
(出典:Wiktionary)
姓
常用漢字
中学
部首:⼥
8画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
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