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じゆく
ふりがな文庫
“
塾
(
じゆく
)” の例文
私
(
わたくし
)
の
塾
(
じゆく
)
は
御存知
(
ごぞんち
)
の
通
(
とほ
)
り
高等女學校卒業以上
(
かうとうぢよがくかうそつげふいじやう
)
の
程度
(
ていど
)
の
者
(
もの
)
を
入學
(
にふがく
)
せしめるので、
女子
(
ぢよし
)
の
普通教育
(
ふつうけういく
)
はまづ
終
(
をは
)
つたものと
見
(
み
)
なければなりません。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
塾
(
じゆく
)
の
山田
(
やまだ
)
は、
湯
(
ゆ
)
に
行
(
い
)
つて、
教場
(
けうぢやう
)
にも
二階
(
にかい
)
にも
誰
(
たれ
)
も
居
(
を
)
らず、
物音
(
ものおと
)
もしなかつた。
枕頭
(
まくらもと
)
へ……ばたばたといふ
跫音
(
あしおと
)
、ものの
近寄
(
ちかよ
)
る
氣勢
(
けはひ
)
がする。
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
そこで栄蔵は、少し離れた
地蔵堂町
(
ぢざうだうまち
)
狭川
(
せばがは
)
の
子陽
(
しやう
)
といふ先生が開いてゐる
塾
(
じゆく
)
に通学をはじめる。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
平賀源内が
塾
(
じゆく
)
を開き、千葉周作が道場を建てたところで、神田には、珍らしい異色の一
廓
(
くわく
)
ですが、その癖、近所にはつみ綿の師匠や、取締の網の目をもぐつた
曖昧
(
あいまい
)
な出合茶屋などがあり
銭形平次捕物控:259 軍学者の妾
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
塾
(
じゆく
)
は
家族的
(
かぞくてき
)
の
組織
(
そしき
)
であるから
各人
(
かくじん
)
共同
(
きようどう
)
の
物
(
もの
)
である、
塾生
(
じゆくせい
)
は
此處
(
こゝ
)
を
自分
(
じぶん
)
の
家
(
いへ
)
と
心得
(
こゝろえ
)
て
何事
(
なにごと
)
も
自分
(
じぶん
)
に
責任
(
せきにん
)
を
持
(
も
)
つて
遣
(
や
)
らねばなりません。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
▼ もっと見る
勿論
(
もちろん
)
留守
(
るす
)
を
狙
(
ねら
)
つて
泳
(
およ
)
ぎ
出
(
だ
)
したのであつたが——
揃
(
そろ
)
つて
紫星堂
(
しせいだう
)
(
塾
(
じゆく
)
)を
出
(
で
)
たと
聞
(
き
)
いて、その
時々
(
とき/″\
)
の
弟子
(
でし
)
の
懷中
(
くわいちう
)
は
見透
(
みとほ
)
しによく
分
(
わか
)
る。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
栄蔵はまだ
塾
(
じゆく
)
へは行つてゐなかつたが、お父さんから一字、お祖父さんから二字といふ風に、少しづつ教へて貰つて、もう仮名や、やさしい漢字は、読めるやうになつてゐた。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
返事
(
へんじ
)
が
無
(
な
)
いから二
度
(
ど
)
掛
(
か
)
けましたがそれでも
返事
(
へんじ
)
が
無
(
な
)
いから
塾
(
じゆく
)
ではどうなつた
事
(
こと
)
かと
非常
(
ひじやう
)
に
心配
(
しんぱい
)
して
責任
(
せきにん
)
を
持
(
も
)
つたものは一
夜
(
や
)
睡
(
ねむ
)
らなかつた
位
(
くらゐ
)
。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
一體
(
いつたい
)
塾
(
じゆく
)
では
小説
(
せうせつ
)
が
嚴禁
(
げんきん
)
なので、うつかり
教師
(
けうし
)
に
見着
(
みつ
)
かると
大目玉
(
おほめだま
)
を
喰
(
く
)
ふのみならず、
此
(
この
)
以前
(
いぜん
)
も
三馬
(
さんば
)
の
浮世風呂
(
うきよぶろ
)
を
一册
(
いつさつ
)
沒收
(
ぼつしう
)
されて
四週間
(
ししうかん
)
置放
(
おきつぱな
)
しにされたため、
貸本屋
(
かしほんや
)
から
嚴談
(
げんだん
)
に
逢
(
あ
)
つて、
大金
(
たいきん
)
を
取
(
と
)
られ
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“塾”の意味
《名詞》
民間の教育機関。
1.のうち特に学習塾を指す。
(古)主として江戸時代に主催者が自宅の書斎を教場とし、自ら教授した小規模な中等・高等教育機関。
(出典:Wiktionary)
“塾”の解説
塾(じゅく、en: private school)とは、公的な学校システム(大学制度や学校制度)の外にある、私的な学校のことである。
(出典:Wikipedia)
塾
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
“塾”を含む語句
塾生
奚疑塾
松下村塾
家塾
童塾
慶応義塾
私塾
塾長
塾風
無窓塾
洗心洞塾舎
称好塾
興国塾
洋々塾
童蒙村塾
緒方洪庵塾
梅清処塾
羊頭塾
適塾
開塾
...