“じゆく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
熟62.5%
塾20.8%
宿12.5%
驛4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目(め)の玉(たま)、目(め)の玉(たま)! 赫奕(かくやく)たる此(こ)の明星(みやうじやう)の持主(もちぬし)なる、(應(おう))の巨魁(きよくわい)が出現(しゆつげん)の機(き)熟(じゆく)して、天公(てんこう)其(そ)の使者(ししや)の口(くち)を藉(か)りて、豫(あらかじ)め引(いん)をなすものならむか。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
塾(じゆく)の山田(やまだ)は、湯(ゆ)に行(い)つて、教場(けうぢやう)にも二階(にかい)にも誰(たれ)も居(を)らず、物音(ものおと)もしなかつた。枕頭(まくらもと)へ……ばたばたといふ跫音(あしおと)、ものの近寄(ちかよ)る氣勢(けはひ)がする。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
何が胡麻の蠅がえらかんべい。三年前の大夕立に雷獣(らいじう)様を手捕りにした、横山宿(じゆく)の勘太とはおらが事だ。おらが身もんでえを一つすりや、うぬがやうな胡麻の蠅は、踏み殺されると云ふ事を
鼠小僧次郎吉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
與へしかば藤八は押戴(おしいたゞ)き重々(ぢう/\)有難き仕合なりとて宿役人倶々(とも/″\)介抱(かいはう)なせしに漸々(やう/\)氣の付ければ驛(しゆく)役人同道にて直(すぐ)に吉原驛(じゆく)伊豆(いづ)屋甚(じん)助方へ到(いた)り本陣の御沙汰を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
と有に徐々(しづ/\)乘籠(のりもの)を舁出(かきいだ)すにぞ彌兵衞は跡に殘り其方どもの訴状御取上げ是ある間今夜の御本陣(ごほんぢん)は吉原驛(じゆく)なるにより汝等同所に到り下宿して御沙汰を相待べしと申渡すを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)